第92・93回 仙台・埼玉セミナー報告 「願いは一つ」

第92回 健康セミナー(仙台)
      期日 4月18日(土)
      会場 仙台駅前 ヒューモスファイブ5F
第93回 健康セミナー(埼玉)
      期日 4月19日(日)
      会場 埼玉会館7F会議室B
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  「杜の都」、この言葉に憧れて青春時代を仙台で過ごした。「杜」とは、人工的な第2次林のことだ。仙台の場合は、武家屋敷の屋敷森の連なりを「杜」と呼んだ。
 しかし、空襲で「杜」は悉く(ことごとく)消えてしまった。市は、焼け野原を大胆に区画整理して広い道路を通した。未舗装の道路は「仙台砂漠」と呼ばれ市民の不評をかった。そこで、昭和30年代から植林を始め、徐々にケヤキ並木が延びていった。昭和38年、仙台駅頭に立ったとき、青葉通りのケヤキ並木にわたる風の音に「杜の都」を実感した。
 広くなっても道路の名称には城下町の香りが漂う。大手町、大工町、片平町、木町通、国分町、三十人町、定禅寺通、花京院通等々。青春は、街の名前と共に蘇ってくる。還暦を過ぎた今も、仙台を訪れると青春のかけらを拾いに街をぶらつく。


内臓トレーニングが全国区になってきた
 仙台会場、埼玉会場共に欠席者がほとんどなく、皆さん、講師の話を食い入るように聴き、終わったときに拍手をいただいた。参加された方々の期待に少しは応えられたと感じた瞬間だった。
 参加者は、仙台会場では東北6県の全てから、埼玉会場も関東一円から参加いただいた。特に、仙台会場では北海道からも参加いただき、更に、福岡県の九州大学の大学院生も研究の一環として参加されました。ネットの力とはいえ、内臓トレーニングが全国に知られるようになって来たことを実感しました。
来静する人々は多種多様
 沖縄や北海道など遠くから来静される方々は1泊どまりですが、中には博多や一関から日帰りをされる方も居ます。新幹線によって日本は狭くなりました。
 また、職業は、主婦、サラリーマンから自営業のご主人、中には一部上場企業の社長さんや会長さん、お医者さんまで多岐にわたっている。中には、超有名な医学部の教授もやって来るし、整形外科医の家族もよくおいでになります。
 来静の手段としては、ほとんどの人が新幹線ですが、車の人も多い。ベンツやBMWはともかく、ハマーやマセラッティー、中にはアストンマーチンでやってくる人もいます。最高は、お抱え運転手さんの運転でおいでになる方もいます。
願いは一つ
 来静の動機も職業もその手段も人様々、多種多様です。しかし、おいでになる人の願いは一つ「腎臓病と上手に付き合って、透析にならないこと」で一致しています。
協会は、その活動を更に充実させて、皆様の願いに応えられるようにして行きたいと思っております。よろしくお願いします。

【参加された方の感想】
望月先生の説得力のあるお言葉に感銘いたしました。特に、医師に頼りきるのではなく自分で病気と闘うことをしなくては病気は治らない。また、薬は病気を治すものではなく自分の体は自分で守ることが大事である。腎臓病の数値が下がることが一番であることなど。私もこのセミナーを受講させていただき早速次の日に健康器具の注文をし、内臓トレーニングに取り組もうと決心をいたしました。どうか、今後ともご指導いただき健康寿命を長く出来るような人生を全うしたいと存じます。
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私は今年72歳になります。20年ほど前から血圧が上昇し、内科クリニックにて降圧剤を処方されておりました。8年ほど前からクレアチニン値が制限値を超え、徐々に上昇しつつありました。4年前に息切れ・腰痛・肩こり等でセカンドオピニオンを進められ、循環器内科で陳旧性心筋梗塞の診断を受けて、バイパス手術を実施しました。昨年5月時点で主治医から慢性腎不全を宣告され、食事療法を取り入れましたが、知識不足からそれほど重要には考えておりませんでしたが、7月健診で本格的な食事療法を実施するように言われ、管理栄養士の指導で1日の摂取量塩分5g、蛋白40gの制限食にするように努力して1年になろうとしております。カリウムについては明確な数値は示されないで、野菜中心の食生活を指導されました。現在、塩分は1日3gを目標にしております。今まで腎臓専門医の診察を受けたことがないので、透析生活になりたくないとの一念から、この度のセミナーでヒントを得れればとの「藁をも掴む」思いから参加しました。昨年7月下旬からフットキッパーを使用しておりますが、クレアチニン値は2.0までにはなっておりませんが一進一退です。この度のセミナーを契機に是非静岡トレーニングクリニックを受診し、今後の確固たる方向性を得たいとの思いには、セミナー参加は大いに役立ちましたし、病気の改善に役立つとの確信を持てました。家内にとっても大いに参考になったようです。
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どちらかと言えば、病院の先生の診断を信じて、鵜呑みにしていましたが、今回の望月先生の講話により、内蔵トレーニングと食事療法を努力と継続で改善或いは維持できるという実際の体験談等を聞き、より強く自分で改善する意欲を強く持つことができました。また、講話の内容が分かりやすく、説得力があり、新たな知識をたくさん修得することができ、大変ありがとうございました。今後とも貴重なアドバイスよろしくお願いします。
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1.何の痛みもないのに、本当に腎臓が悪いのか?2.対応が遅かったと感じました。3.内臓トレーニングがんばります。4.理解しました、食事のとり方をもっと指導してください。5.紹介します。
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今回参加して、クレアチニン0.79というのがどんなものか、改めて知ったように思います。
概算GFRが63.0あれば半分以上機能していると単純に思っていました。クレアチニン値よりBUNの値が重要という事も分かっていませんでした。血流改善が大切といっても、なかなか具体的に分かりませんでしたが。歩き方でも大きな違いがあることを知って驚きでした。お話の中で、1日に2L以上の水を飲んで毛細血管の目詰まりを取るということでしたが、腎のろ過量が増えることで腎臓の負担が大きくならないのでしょうか? また、60パーセントしか機能していないという画像がありましたが、造影剤なしでも分かりやすい画像は取れるのでしょうか?食事や運動など、出来ることから取り組んで、クレアチニン値を上げないようにしていきたいと思いました。機会があればトレーニングにいってみたいと思います。
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