第72回 横浜セミナー報告「クレアチニン値が下がることが一番大切!」

yokohama_2013.7.20.gif

第72回 健康セミナー(横浜市)報告

7月20日(土)13:30~16:30

 セミナー当日も暑かったが、開催前の1週間は毎日、全国のあちこちで最高気温が38~39度を超す猛暑が続き、健康な人でも体力の消耗が激しかった。この暑さは、セミナー参加希望者の体力気力を激しく奪ったようで、参加辞退の連絡が相次いだ。
 連絡をいただいた皆さんはもちろんですが、全国で腎臓病を患っている皆さん、水分補給を工夫するなどご自愛に努め、この猛暑を無事に乗り切ってください。
 さて、セミナーでの報告に入りましょう。

講話後の質問コーナーで、ある方から次のような趣旨の質問を受けました
 「内臓トレーニングでクレアチニンが下がるというが、それならば医師の間で話題になっているだろうし、厚生労働省も放っておかないはずだ。しかし、世間的にあまり内臓トレーニングの評判を聞かないのはどうしてか?」というものでした。

実践者の中には、お医者さんもお役人さんもいます
 このような質問は、セミナー会場はもちろん、クリニックや協会にもたくさん寄せられます。しかし、評価は相手がすることであり、私たちはこれに対する回答を持ち合わせておりません。ただ、内臓トレーニングは腎臓病の皆さんにとって朗報であろうと、健康雑誌やネットで一生懸命広報活動を行っています。
その結果、徐々にではありますが内臓トレーニングが理解されてきていると感じています。
 実践者の中には、少ないながらもお医者さんも厚生労働省のお役人さんもいます。だから、肩書きはどうあれ、腎臓病を患う個人としては、評価してくれているのではないでしょうか。

しかし、公的な組織に評価されるのはなかなか難しいと思っています
 お医者さん達の学会でも厚生労働省の審議会でも、医学的な機序に基づいた治療方法で
あるか、統計的に本当に効果的な方法であるかなどの検討は、必ずエビデンスという科学的な数値に裏付けされた資料を基にして行っています。
それに引き替え、私たちが発表する数値は、全て内臓トレーニング実践者からの自主的な報告に基づいています。例えば、クレアチニン値が2.0から1.0に下がったとの報告があったとしても、報告してくれた人の病状や、性別、年齢、実践時間など全ての条件が異なります。このため、下がった1.0の数値の持つ意味は全く違っており、統計学的な意味を持ちません。
したがって、エビデンスを以て公的な評価をするお医者さんや厚労省の方々にしてみれば、内臓トレーニング実践者の結果を公的に評価することは難しいのだと思います。

自分の体を信じて頑張りましょう
 クレアチニンの数値がまちまちで、病状も、年齢・性別も、実践時間も全く違うのに、多くの人がクレアチニンの数値を下げているのは事実です。したがって、クレアチニン値を下げる方法として、内臓トレーニングが理に叶っていると信じて良いのではないでしょうか。
 実践者の皆さんは、トレーニングによって変化した自分の体を信じ、内臓トレーニングを選択した自分を信じて、根気よくトレーニングに励んでください。
実践者の皆さんの体調がよくなり、クレアチニンの数値が下がることが一番大切なことですから。

【参加された方の感想】

2013_yokohama_01.gif
————————————————————————————————————-

2013_yokohama_02.gif
————————————————————————————————————-

2013_yokohama_03.gif
————————————————————————————————————-