第71回 健康セミナー【大阪府大阪市】を開催いたしました。

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第71回 健康セミナー(大阪市)報告

6月23日(日)13:30~16:30

 大阪駅構内及び周辺の都市改造計画が完成しました。駅前に立つとビルが林立し、大阪が関西経済圏の中心であることを改めて実感させられる。
私たちのセミナー会場ユーズ・ツウは、駅を出て地下街を右側に進み、ヒルトンホテルのところで地上に出る。歩いて5分と大変便利なところにある。

 セミナーの中で、講師からお医者さんの優しさについての話があった。講師は、毎回セミナーの中で、内臓トレーニング実践者からの報告を紹介している。その一例として、すでにクレアチニン値が4.1,BUNは101,eGFRが約15%の女性に、病院から1日の蛋白摂取量を50g摂るように指導されていたという報告を紹介した。

病気がこの段階になれば、腎臓の負担を軽減するため、一般的には1日30g~35gくらいと厳しい制限が出ることが多い。ところが、このような緩い食事指導をする医師たちには共通した考え方があるという。それは「透析に入る時期は多少早まるが、患者さんに、苦しい食事制限を強いるよりも、せめて透析に入る前だからこそおいしい食事を摂らせたい」というものだ。
「一日でも透析に入るのを遅らせて欲しい」と願う患者さんの意志とは関係なく、このような考えに基づいた治療もあるのだそうだ。これは、治療に当たる医師の人生観というか価値観が色濃く表れた一例である。

 腎臓病の治療のガイドラインが作られたのは平成9年であり、昨年第2回目の改訂が行われたばかりである。このため、まだまだ腎臓病の治療方法は手探りの状態といえるし、医師が治療の知識を共有しているとは言い難く、全国どこへ行っても同じ治療が受けられるとは限らない。医師の数だけ治療方法があるといわれる所以であろう。

 
そんな中で、医師の全員が透析に関して共通認識していることがある。それは腎臓病患者が、もし命に関わるもう一つの病気を併発した時には、併発した病気の方を優先的に治療するという。理由は、たとえ、その治療で透析に入ってしまうとも腎臓病には透析という延命方法があるからだそうだ。
腎臓病患者さんは、思った以上に厳しい状況に置かれていると言えよう。

【参加された方の感想】

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