第68回 健康セミナー【福岡県福岡市】を開催いたしました。

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第68回 健康セミナー(福岡市)報告

5月18日(土)13:30~16:00

 ホテルまでの短い道のりで考えた。
福岡市は5月13日で人口が150万人を超えたという。博多駅は人、人、人の海。活気が漲っていた。福岡市が誕生したときの人口は5万人だったそうだ。
人が集まるにはそれなりの理由がある。商業、工業の集積度合いや交通の便の善し悪しなどにより、都市間では常に競争が行われており、中小都市は大都市に吸収されていく。近年の交通や通信網の整備により都市間競争は益々激しくなってきている。九州新幹線が鹿児島まで開通し、長崎新幹線が開通すると福岡市は名実共に九州の首都となるだろう。

 また、福岡市内での競争も面白い。福岡市が生まれたときは、福岡に政治の中心があり、博多は商人の街だった。ところが現在は福岡に天神という商業の中心があり、博多はビジネスの街と逆転している。天神は、西鉄を利用している久留米など県南の人々や、筑肥線を利用する唐津やその沿線の人たちにとっての都心である。
しかし、九州新幹線の開通によって博多には、山口、熊本、鹿児島、長崎県民が大挙して訪れるだろう。その時、彼らは博多駅周辺で用事を済ますか、やはり天神まで足を伸ばすのだろうか。博多駅の改装を契機として駅周辺の都市機能が充実すれば、博多の街は福岡の天神に匹敵する新たな都心となるだろう。

前置きが長くなりましたが本題のセミナーの報告にはいりましょう。
静岡では、約3時間を掛けて内臓トレーニングを体験してもらっています。その際、トレーニングの効果を実感してもらうため、時々、血流の変化をサーモカメラで撮ったり、自律神経のバランス具合をパルスアナライザーで測っています。特に自律神経は、長い年月をかけて生活の中から発症してきたものですから簡単に改善するものではありません。自分の身体を信じて気長に根気よくトレーニングに励みましょう。しかし、中にはたった3時間で劇的な変化を遂げる人もおります。
今回のセミナーで紹介された人は、過食のためか肥満であり、足はむくみ、常時イライラし、否定的な言葉が多かった。しかし、トレーニング終了後、「身体が軽くなった」、「身体がポカポカする」、「むくみが取れた」等、身体の良い変化とイライラが無くなり穏やかな顔になった。計測値は交感神経も副交感神経もみごと基準値に入ってしまっていた。

一概に自律神経のバランスと言いますが、交感神経も副交感神経も基準値を大きく上回り過活動の状態にある人、交感神経も副交感神経も著しく不活発な人、交感神経だけが異常に活性化して副交感神経が不活発な人、またその逆の人など様々なパターンがあり、それぞれに症状が違います。健常な人も常に2つの神経がバランスよく働いているわけではなく、生活の中の瞬間、瞬間で高くなったり、低くなったり変化を繰り返しています。言い換えると、自律神経は常にバランスを崩した状態にあるとも言えます。あなたは、バランスを崩したときどのような方法で回復を図っていますか。睡眠を十分取る、深呼吸をする、手指の爪の横を揉む、有酸素運動をするなど様々な方法が提案されています。しかし、バランスが取れたと実感するほどの効果を感じたことがありますか。内臓トレーニングを試してみるのはいかがでしょうか。

【参加された方の感想】

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