腎臓病を治そう！クレアチニンを下げよう！　-内臓トレーニング協会-

第66回 健康セミナー（さいたま市）報告

2月16日（土）13：30～16：00

　冬晴れで、日差しは眩しかったが、武蔵野線が一時運転中止になるほどの強い風が吹き寒い一日でした。
開催回数66回目となった当セミナーは、回を追うごとに人数も増えてきました。内臓トレーニングを実践する、しないはともかく、血流を改善すればクレアチニンが下がるという事実を共有する方々が確実に増えていることを大変喜んでいます。

このセミナーの最大の特徴は、透析に入ることを前提とせず、透析にならないための方法を提案していることで、全国的に大変珍しいセミナーではないでかと自負しています。このため、間もなく透析が予定されているという患者さんたちから大変喜ばれています。
　その一方で、クレアチニン値の低い病気初期の方々からも、「腎臓病との付き合い方を理解できた」と喜ばれてもいます。今回のセミナーでも数人の方から同じような感想をいただきました。セミナーでは

１　腎臓病を概観し病気を理解すること
・腎臓病は血液の循環が悪くなると発症すること
・病気が発症してから透析に至までの流れ
・腎臓病治療の現状
・特に、病気初期の人に対して、お医者さんが「しばらく様子を見ましょう」とか「気を付けてください」といい、なぜ特段の治療をしないか、その理由について

２　患者さんの立場から、腎臓病とどう付き合うかについて
・自分の病気がどこまで進んでいるかについて
・むくみやだるさなどの症状の改善方法
・クレアチニン値を下げる方法
・病気の進行に合わせて、どの程度の運動をしたらよいか
・食事で気を付けることは何か
・病気の進行の早い糖尿病性腎症の人が気を付けること

３　参加者の皆さんとの質疑応答や個別面談
・講師が、予めセミナー開催前に頂いていた質問にお答えします。
・ご希望があれば個人的にスタッフがご相談にのります。

以上がセミナーの内容です。これを参考にして参加をご検討下さい。
なお、参加に当たっては、ご夫婦など病気を理解し、食事や身の回りの世話をしてくれる方と御一緒においでになると、腎臓病の理解が一層深まることと思います。