第65回 健康セミナー【愛知県名古屋市】を開催いたしました。

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第65回 健康セミナー(名古屋市)報告

1月26日(土)13:30~16:00

 昼食時の名古屋は風もなく日だまりが温かった。セミナーが終わった午後4時、外は牡丹雪が風に舞い大変寒くなっていた。体が震え、「寒い!」と思わず声が出てしまった。

冬に血圧が高くなるのはなぜ?

「血圧は心臓・血液など様々な要因で変化しますが、血圧の決定要因の1つに、末梢
血管の抵抗があります。冬は寒いために、熱が外部へ逃げるのを阻止しようとして、血
管が収縮して細くなります。すると、血管の断面積が小さくなり、血液を送るために大
きな力(血圧)が必要となるのです」(タニタの健康応援ネット「からだカルテ」より)
 末梢血管に血液を届けようとして高血圧になるなら、高血圧が健康に悪いとばかりは言えないようですね。血圧が上昇する原因は寒さばかりでなく、正月においしいものを食べすぎたり宴会が続いたりして、脂肪や塩分の摂りすぎによってもやはり血圧が上がってしまいます。ところで、血圧は自分の意志とは関係なく自律神経がコントロールしています。
つまり、自律神経は、体全体の健康を維持するために状況に応じて、常に血圧を上下させています。例えば、運動不足で下半身の血流が滞ってしまうと、下半身の血液循環を促すために血圧を上げますし、目詰まりした糸球体に血液を送るためにも血圧を上げるよう心臓に指示します。このように血圧を上げる理由は様々ですが、健康を維持するための血圧で、高血圧が常に悪いということはありません。ところが、どこの病院でも、上が130mghを超えると当然のように降圧剤が処方され、脳が150mghの血圧が必要だと思っても130mghに抑えてしまいます。

治療において最優先するものは?

腎臓病の患者さんは、運動を制限されているため下半身に静脈血が溜まります。そこで体は血圧を上げてでも静脈血を流そうとします。また、目詰まりした毛細血管に血液を届けるためにも高血圧が必要です。このように、腎臓病患者さんは高血圧であることが宿命づけられていると言えましょう。でも、お医者さんは降圧剤を処方し、血圧を下げるよう指示します。なぜ、降圧剤を処方するかその理由を、あるお医者さんに聞いてみました。
一般に、お医者さんたちは、「患者さんの命を守ること」を最優先にしているという。むくみや糸球体の破損などを防ぐには高血圧であることが必要だけれど、死に直結する脳梗塞や心筋梗塞を防ぐために降圧剤を処方するのだそうだ。これにより腎機能が衰えるのはやむを得ないという。私たちの受けている治療は、お医者さんの人生観というか死生観に基づいて行われていることを知りました。 
なお、実践者の中には、内臓トレーニングで腎臓の機能を改善しながら血圧を下げている人がおります。

【参加された方の感想】

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    ↓ ↓ ↓
  『第62回健康セミナー(福岡)の報告』 をご覧下さい。
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※今回、大勢の方々からアンケートをいただいておりますが、
 当日ご回答いただいた方など、日の早かった方から掲載させていただきました。
 皆さまからの声は、次回セミナーに役立てたいと思います。
 ご協力、有難うございました。