第63回 健康セミナー【広島県広島市】を開催いたしました。

hiroshima_11.4.gif

第63回 健康セミナー(広島市)報告

11月4日(日)13:30~16:30

 広島市内は紅葉した街路樹が美しかった。この日は小春日和というのだろうか風もなく暖かだった。会場のあるRCC文化センターと東側の川の間を縫うプロムナードコースには、日だまりにテーブルを並べ、コーヒーを飲みながら歓談する人々が三々五々みられた。
突然の欠席者が多く残念ではあったが、顔と顔を付き合わせて行う少人数のセミナーはそれなりに味のある会となった。

 参加者の中に、セミナーに参加したくなかったが渋々やってきたという人が2人いた。2人とも「内臓トレーニングを信用できない」、「クレアチニン値が下がるなんて嘘だろう」と思っているが、家族の顔を立てて仕方なくやってきたという。前日の福岡でのセミナーにも同じような人をお見受けした。わざわざ静岡までやってきた人の中にも、「半信半疑でやってきた」、「協会は宗教団体かもしれない、誤魔化されてはいけない」と言う人もいた。「クレアチニンは下がらないと医者が言っている、もし本当に下がるならその評判が自分の耳にも入るはずだ」、「そんな画期的な健康法ならマスコミが採り上げているはずだ、いや、厚生労働省や病院が採り入れているはずだ」、「私の主治医は腎臓病の権威であるが知らないという」。協会がホームページ上で、実際にクレアチニンの数値を下げている実践者の記録をホーページに掲載していても一顧だにしない人が多い。中には、ホームページの記録を見て「きっと真実ではあろうが私は信用しない」と言う人もいる。広く知れ渡った常識を覆すことの難しさを感ずると共に、事実・真実を伝えることの困難さも感ずる。

 
人生の教訓として「事実(真実)のまえでは謙虚であれ」という。この言葉があるということは、逆に多くの人が、眼前の事実を直視しても謙虚でないことを物語っているのだろう。人は事実を認識するとき、自分の知識や価値観、感情のフィルターを通して、自分にとって都合良く認識する傾向がある。また、自分の知らないことは、持っている知識をフル回転して、自分の知識の範囲内で理解しようとする。地動説を唱えたガリレオに対するキリスト教会のように、もし自分の知識を超えた事実が提示されると、無視するか感情的になって攻撃することが多い。事実を素直に受け入れることは、今まで習得してきた知識や人生経験、利害関係など様々な自己否定を伴うため大変勇気がいる。

しかし、上記のように内臓トレーニングを疑う人たちの心情を理解できないわけではない。巷には、様々な健康法が溢れ、薬や食べ物に関する情報が飛び交っている。正しい情報もあるがその多くは不確かなものであり、悪徳業者によるだましの商法も蔓延っている。
「クレアチニンは下がる」は、常識に反する情報であるだけに、だましの情報とうけとるのは無理からぬところである。この情報を信じてもらうためには、嘘偽りのない事実を提示すると共に、情報の受け手の心に響く誠実さがなければならない。それには単なるホームページ上の情報だけでなくスタッフの人品骨柄を直接知っていただく必要がある。全国で健康セミナーを開催するゆえんである。

「クレアチニン値が下がる」という事実を認めてもらうことが大変難しいことであることをご理解いただけたでしょうか。そんな中で、内臓トレーニングに興味を持ってくれる人が2万人を超えました。協会の運営方針や皆さんに接するスタッフの態度が、多少なりとも受け入れられたからかとホッとしているところです。これからも皆さんに信頼される協会となるよう一層の努力を続けてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。

【参加された方の感想】

2012_hiroshima_01.gif
————————————————————————————————————-

2012_hiroshima_02.gif
————————————————————————————————————-

2012_hiroshima_03.gif
————————————————————————————————————-

※今回、大勢の方々からアンケートをいただいておりますが、
 当日ご回答いただいた方など、日の早かった方から掲載させていただきました。
 皆さまからの声は、次回セミナーに役立てたいと思います。
 ご協力、有難うございました。