第52回　健康セミナー(大宮)報告

2月18日（土）13：30～16：30

埼玉県大宮市のJA共済埼玉ビルディングで腎臓病セミナーを開催しました。寒さの厳しい1日でしたが申込者の殆どの方が出席されました。セミナーに参加された皆様、寒い中おつかれさまでした。今回はすでに実践されている方から病気の改善報告などのお話をいただきましたのでその中の1つをご紹介します。

～病気を軽減させ毎日を充実させよう～

Yさんは、（50代・男性）腎臓病のほか脳出血で入院された病歴をお持ちです。

内臓トレーニングを知ったのは、クレアチニン値が2.54と上昇してしまい、インターネットで静岡トレーニングクリニックを見つけたことから。廣岡医師の話から内臓トレーニングで改善が十分期待できると確信し、昨年の6月より実践が始まりました。

当初は、「むくみが減り尿量の排泄量が増えた。」と便りをよせていただきましたが、昨年8月に「実践時間が思うように取れず苦慮している。」とのメールを最後に連絡が途絶えていました。
セミナーで再会した際、昨年9月に再び脳内出血で倒れ2ヶ月の入院を余儀なくされたこと、退院の11月にはクレアチニン値が3.65に跳ね上がってしまったとお話下さいました。

なにぶん50代の働き盛り、少し体調が良くなるとトレーニングはおろそかになり、仕事に明け暮れる毎日。その結果、大病を再発してしまったようです。

それでも心配だった後遺症も無く、退院後は心を入れ替え1日4時間のトレーニングを自身に課したそうです。
3ヶ月後の現在は、クレアチニン値が2.83に下がったと嬉しそうにお話下さいました。
職場復帰も果たせたそうです。
セミナーで多数の実践例を学び大変良い刺激になったと笑顔でお帰りになりました。
～協会より～
Yさんがクレアチニン値を下げたのは、仕事と体調管理の両立が挙げられます。生活リズムにトレーニングの時間を確保したことが大きな要因といえます。
ただし、体調が良好になると管理が緩くなりトレーニングを中止してしまうなど継続の難しさも潜んでいます。
また、セミナーの質疑から自己流のトレーニング法をしていた為、充分な効果が望めないと断念してしまうケースもありました。
そうならないため、協会ではこれからもセミナーなどを通じて情報を発信していきたいと思います。
Yさんが三度倒れるような事のないように、継続は力なり！
Yさんの奮起を応援しています。