第104・105回 仙台・埼玉セミナー報告 「参加者の熱意」

第104回 健康セミナー(仙台)
      期日 4月16日(土)
      会場 ヒューモスファイブ 8F 貸会議室 大(Aホール)
第105回 健康セミナー(埼玉)
      期日 4月17日(日)
      会場 ソニックシティー 602会議室
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はじめに
 埼玉県の会場は、さいたま市大宮区のソニックシティービルであった。新幹線大宮駅頭に立つと、スーパーアリーナ、ルミネ、ソニックシッティーなど新築のビルが林立している。行きかう人々のファッションは洗練されており歩くテンポも早い。いかにも発展途上の勢いのある街の印象を受けました。しかし、この街の勢いを更に印象付けたのは、巨大ビルの周囲に点在する畑であり、芽吹いたばかりの作物のみどりであった。巨大なビルが、たけのこに見えたのは春のせいだろうか。


質問のため順番待ちの人が出た
 さいたま市のセミナー終了後の様子について報告しましょう。
 今回の参加者は38名でした。毎回、このセミナーでは、終了後に参加者とスタッフの懇談の時間を設けています。今回は、司会がセミナーの終了を告げても、参加者のほとんどの人が動きませんでした。10人のスタッフ全員で対応したのですが、順番待ちの人が出てしまいました。
  ・血液検査表を取り出し、血液検査表の見方をきく人
  ・教育入院といわれたけれど何をするのか不安がる人
  ・「腎生検をしたが治療法は本当にあるんですか」と質問する人
  ・もうすぐ透析といわれてしまった。少しでも時間を延ばせないかと迫る人
  ・内臓トレーニングに取り組むなら、必ず静岡まで行かなければだめかと迷う人
 中には、「東京や埼玉にもクリニックを開いて欲しい。内臓トレーニングは腎臓病患者みんなのものだから全国に広めて欲しい。内臓トレーニング協会は技術を囲い込まないで欲しい」という要望まで出されました。
クレアチニン値を下げるための食事療法は
 また、食事療法に関する質問もたくさんいただきました。理由は、セミナーでは食事療法の原則だけで、具体的な方法についての説明が省略されているからでしょう。省略理由は、患者さんはそれぞれライフスタイルも病気の進行度合いも、食習慣もみな違います。ですから、「何を食べて何がいけない」という一般論をいくら話しても参考になりません。
 クレアチニンの数値を下げるには、クレアチニンの数値に合わせて内臓トレーニングの中身を組み立て、その上で、何をどう食べるか戦略的な食事療法が必要になってきます。そのために、内臓トレーニングを開始する直前の2,3日分の食事内容を報告してもらい、それを参考にして、実践者毎に食事の取り方についてアドバイスさせていただいています。ご理解とご協力をお願いします。


【参加された方の感想】

1.セミナー参加前の悩み。昨年夏、検診の結果、医師より、慢性腎臓病に罹患しており、このままではいずれ人工透析が必要になるかもしれないと宣告されました。透析が必要になると、これまでの生活がめちゃめちゃになり、廃人同様となることが予想されますので、何とか病状を改善して透析を回避し、残された人生を生きがいのあるものにしたいと願っております。2か月ごとの病院の診察では、血液検査データをチェックし、2種類の高血圧の薬を処方されるだけで、治療・生活指導など、まだ十分ではないように思われます。私の最大の悩みは、何とか慢性腎臓病を改善・克服して、残された人生を生きがいのあるものにしたいと願っております。2.セミナーに参加して望月先生より、腎臓病の詳細と、内臓トレーニングによって血液の循環を良好にし、腎臓機能を改善する方法の解説があり、大変勉強になりました。3.病気改善にどの様に役立つか。早速、腎臓機能を維持改善するための、内臓トレーニングを試みたいと思い、補助器具の家庭用低周波治療器 「フットスキッパー」の購入手配をお願いしました。4 内臓トレーニングについて理解できたか。内臓トレーニングによる治療方法については大体理解できました。これからは、実践して、何とか慢性腎臓病を克服したいと願っております。5 紹介について今のところ紹介する対象の人はおりません。そのような人がおりましたら、私のこれからの体験結果を紹介したいと思います。
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1.クレアチニン値が高いと、医師から言われた。2.思った以上に医学的内容が盛り込まれており、勉強になりました。3.内臓トレーニングを開始したいと思います。4.理解できましたが、食事療法についてはどうすればよいか知りたいと思います。5.まずは、自分で体験してクレアチニン値が下がったら、周囲の人に広めたいと思います。
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病気にどう立ち向かうか、悩んでました 病院からは 血圧に注意、風邪ひかないように、疲れは感じないですか、塩分の取り過ぎに注意して下さい そして血液検査の結果で引き続き様子みましょう で診察が終了です医師まかせの自分でしたが、自分の身体は自身で管理し改善し治さなければと痛感しました。これからどんな生活をしなけれならないか、方向が見つかりました。そんは血流改善ですとりあえず 足踏み 気ままにしていたが日常生活の一部となる様実行する決心です運動量とか食事について学びたいです。今後ともよろしくお願いします
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トレーニングについて参考になりました。頑張ってやるつもりです。
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結局は、高額な機器を購入しないと改善しないといった感じです。
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1クレアチニンと尿素窒素の数値が急激に上がってしまい、医師から透析の準備に入りた いとの話がありました。どうしたら透析をしないで済むのか思案していました。2食事と血流が大事であることを理解できました。3食事療養と早速、内臓トレ-ニングを始めました。4概ね理解できました。
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1.自分の腎臓が今どのレベルにあるのか不安でした。2.大変参考になりました。3.自分の体は自分で管理すべきと思いました。その手助けが得られるのではと思います4.理解したつもりです。5.周りには、同じような人はおりませんが、機械購入となると、それぞれの生活スタイルがあるかと思います。自分は今の自分のレベルでは購入に手が届きません。健康には変えられないのですが、自分のステップアップに取り組む必要があるかと思います。
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内蔵トレーニングの必要性が十二分に分かりました。仕事の日程もありますので、調整して 健康教室を一度受講してみたいと思われます。
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1.昨年の検診でクレアチニン値が1.83(それまでは1.6~1.7)と高くなり、透析の恐れを注意された。2.分かり易くて良かった。クリニックを受診して見たいと思うが仙台からは遠いのと、機械の値段が高いので考えてしまう。3.参考にしたい。4.理解できたと思う。5.自分で試して効果があるのであればそう思う。
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広岡先生の著書を2冊読んでから4月8日に静岡トレーニングクリニックを受診しましたが、静岡で学んだことをもう一度、体系的に整理することが必要と考えて、10日後の健康セミナーに参加しました。現在、内臓トレーニングを実践中ですが、効果的な学び方としては、1.最初に広岡先生の著書を2冊読んでから、2.健康セミナーに参加して、その後に、静岡トレーニングクリニックでフットスキッパーの使用方法を具体的に学ぶというステップを踏むべきだったと思います。友人に紹介するためには、健康セミナーの講義のレジメに内臓トレーニングの話題を入れる工夫をする必要があります。また、望月先生の講義にあった実践的な内容をもっと記載した方が効果的です。例、足首を使用した歩き方なども記載して詳細は広岡先生の著書の206ページ参照とする。6ヵ月後のクレアチニン値の改善を楽しみにして内臓トレーニングを実践中です。
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