何をやっても無駄、いっそ、すべてやめてしまおうか…とも思いましたが、クレアチニン2.07になりeGFRは24.7と改善しています。

協会の皆様 坂本様

ご無沙汰しております。
○○です。
父の最近の様子をお知らせします。
6月の採血でクレアチニン2.60…
その時点で私のやる気が全くなくなりました。
何をやっても無駄だと。
貧血も相変わらずだし、おまけに一生懸命食事を作っても尿素窒素やカリウムまで一気に上昇…。
いっそ、すべてやめてしまおうか…とも思いました。
でずが、父を見殺しにもできず、かと言ってこれ以上、もうどうする事もできません。
主治医からは「お父さん、これから透析どうする?もうしなくても良いよね?無しで行くよね?」と当然死ぬまで自然に…という感じで言って来ました。
そう言われてしまうと、そうしないといけないのかな…と落胆の思いです。
私としては「姉もいますし、私一人の意向では決められませんし、姉は透析してもらってと言うと思います」とだけ返事をしておきました。
実際、今現在父は高齢ながら、自分で立てて身の回りの事もできます。
頭もハッキリしており、腎臓は悪く、持病だらけではあっても、人なみに生きています。
これが痴呆症であったり、寝た切りならば、自然に死を待つのも一つかも知れませんが、私には今そんな風に思えないんです。
確かに一人年間500万円の透析費用は国家の負担が大きいです。
でもだからと言って何もできないのは辛いです、悲しいです。
だから、せめて腹膜透析だけでもしてあげたいと考えています。
(負担はほとんど変わりませんが…)
管理は私がするつもりでいる、と主治医には伝えておきました。
9日は二度採血しましたが、9/20分は少し改善みられています。
貧血は去年9月にHb8.0台だった以降一年ぶりにHb8.0台になりました。
クレアチニン2.07になりeGFRは24.7と改善しています。
それなのに先週末から又、足がむくみ始めました。
トレーニングはマイペースでやっています。
あくまでマイペースなので効果的ないと思います。
しかし、やらないよりははるかにましだと思ってます。
高齢の父にガミガミ言っても精神的に負担となっては逆効果だと思いますので。
私が腹膜透析を考えているが、そうなるまで、まだもう少し時間があるんじゃないかと思ってます、と言うと、主治医は「そうやね。また別のイベントが起こるかも知れないしね。」とあくまで悲観的です…(苦笑)
他のリスクは重々承知しています。
いろんな所が悪いので。
だけど、先生には、「こんなに長生きできるなんて全く思ってなかった」と言わせてみたいです。
父一人が国のお荷物みたいな言われ方されたら、正直悔しいですし…。
某元キャスターが「透析費用自費で払えないヤツは早く死ね」という意味のブログを書いて炎上していましたが…
坂本様もそう思われますか?
友人が透析室で働いていて、わがままな患者に、「誰のおかげで生きてると思ってる?国のお荷物のクセに偉そうにするな!と言ってやった!」と以前私に言った事があって…
医療にかかわっている人はみんなそんな風に思うんですかね、一般的には…
しかし、自分の肉親となると、やはり、少しでも元気で長生きして欲しいと思うんじゃないのですか?
私がおかしいんでしょうか…。
むくみに関しては少し塩分を取りすぎ(休日に)たのと、寒くなって来た事もあると思いますが、心配です。
利尿剤投与中ですが、かなりゆるい物なので、仕方ないかも知れません。
強くしないで現状維持で良いかと思うのですが、どうでしょうか。
またアドバイス頂けたらと思います。
長々と失礼しました。
みなさん、お体に気をつけて。

2017.10.9 腎臓病患者さんより FAX

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この記事の監修

静岡トレーニングクリニック院長 医学博士 廣岡 孝
静岡トレーニングクリニック院長
医学博士 廣岡 孝

平成22年4月〜 静岡トレーニングクリニック 院長
平成7年11月  ワシントン大学(セントルイス)医学部研究員
平成2年3月  名古屋大学 医学部 卒業

内臓トレーニングは、ふくらはぎの筋肉運動で血液とリンパの流れを良くし、自律神経のバランスを整え、自然治癒力をつける方法として医学の理にかなった健康法といえます。

所属学会
日本腎臓学会、日本透析医学会、日本東洋医学会、アメリカ内分泌学会他

内臓トレーニングは、特許を取得しています。