11月10・11日開催 京都・大阪セミナー報告 医療の専門化による問題点

◇第133回 京都セミナー 
1 期日  2018年11月10日(土)13:30~16:30
2 会場  TKPガーデンシティ京都

◇第134回 大阪セミナー 
1 期日  2018年11月11日(日)13:30~16:30
2 会場  イオンコンパス大阪駅前会議室 Room A

病気は自然治癒力の限界を超えたとき発症する
 腎臓病のような生活習慣病は、日々の生活の中から発症します。
例えば、偏った食事、運動不足、不自然な姿勢、ストレスの多い仕事などにより、血液の流れが滞り、細胞に酸素と栄養が届かなくなると発症します。
血流の衰えは、心臓だけ、肝臓だけと限定的に起こることはありません。
血流が衰えにより弱った細胞の活動が自然治癒力の限界を超えたとき発症します。
したがって、病気は一つの器官だけにとどまらず体全体に及ぶことになります。
 

身体は一つであるはずが・・・
 ところで、現代医学は進歩するにつれて、身体の各部位を分解し専門化してきました。
専門化の様子を内科で見てみましょう。例えば、東京大学付属病院の内科は以下のとおりです。
①総合内科、②循環器内科、③呼吸器内科、④消化器内科、⑤腎臓・内分泌内科、⑥糖尿病・代謝内科 ⑦血液・腫瘍内科、⑧アレルギー・リウマチ内科、⑨感染症内科、⑩神経内科、⑪老年病科、⑫心療内科(東大病院HPより)
いかがでしょう、全部で12分野に分かれています。
お腹が痛いと思ったときどの科に行ったら良いか想像も付きません。
このような専門化の実態を知ると、何回も検査を受けなければならないことが理解できます。
しかし、身体をこんなに細分化して、その部位を治せば病気は治るものでしょうか。
身体は一つであり体の器官は全て繋がっているはずですが・・・。

 
専門化の行き着くところ
 内臓トレーニング実践者の報告から、医療の専門化が進んだがゆえに、医師は専門分野以外の病気が見えなくなってきているように見えます。
病気は、細胞の元気がなくなり、自然治癒力が衰えて不具合の部分を修復できなくなった時に発症することは何度も説明してきました。
このため、病気が1つ発症すると次々と身体のいたるところに合併症が発症します。
しかし、最近の医師は患部を治療するために、コンピュータばかり見ており、触診を行うなど患者の体全体を考慮しながら治療を行う先生は少なくなっています。
この結果、患者の体力が落ちて自然治癒力が弱っているにもかかわらず、劇薬を投与したり大規模な手術を行ったりして、患者の体力をさらに奪ってしまい、病気を亢進させてしまうこともあるようです。

 
内臓トレーニング実践者を通して専門化による問題点をさぐる?
 内臓トレーニング実践者からの報告の中から、問題の幾つかを拾ってみましょう
例1 腎臓病患者の中には、クレアチニンの数値が10.00mgを超えても、BUNはほぼ基準値に入っており、尿毒症の症状が軽度であれば透析に入っていない患者さんがほとんどです。
それに対して、いつもコンピュータを眺めるばかりで、BUNの数値が低く、体調がよいのにクレアチニンの数値が8.00mgを超えたから透析に入りましょうと、導入を勧める医師も少なからずいるようです。
前者は、数値もさることながら、患者の体の様子を観察しながら治療に当たっていることが分かります。
逆に後者は、BUNの数値を見るよりもクレアチニンの数値にこだわるばかりで、患者の身体を見ていないことがわかります。
 
例2 糖尿病内科の医師は糖尿病だけを見ており、合併症の腎臓病が発症していても気付かず、糖尿病の食事指導を行い、腎臓病を亢進させてしまうケースがあります。
例えば、ある医師は、腎臓病の男性患者に対して、一日あたりカロリーを1,600kcal、タンパク質50~60g 、カリウム2,000mg取るよう指示していました。
これは、糖尿病の食事指導の数値であり、この食事では腎臓病がどんどん進んでしまいます。
症状にもよりますが、一般的に腎臓病患者の食事は男性の場合、1日あたり、カロリー2,000kcal、タンパク質40g、カリウム1,500mg以下とすることが望ましいそうです。
 
例3 内臓トレーニング実践者の中には糖尿病の治療を受けている人もいます。
この患者さんが、血液検査表の見方を覚えて腎臓病関連の数値を調べたところ、すでにクレアチニンの数値が6.00mgを超えていました。
急いで主治医に相談して、腎臓内科を受診したところ、すぐ透析に入ることを勧められてしまいました。
このように、糖尿病の専門医は合併症としての腎臓病の進行具合にまで配慮が及ばないこともあります。
 
例4 2つ以上の病気を抱えている患者の主治医同士の連携が取れていればよいのですが、時々、連携が取れていない場合があります。
また取れていてもそれぞれの分野ごとに薬を出していて同じ薬を複数飲んでしまう場合もあります。
内臓トレーニング実践者の中には、1日に66錠の薬を飲むよう指導されていた人もいます。
お医者さんから出された薬は、同じものがないか、名称は違っても効能が一緒のものがないか、血液検査の数値が基準値の範囲内入っているのに出されている薬がないか、もう一度、服用している薬の点検をしてみましょう。

 

【参加された方の感想】

≪京都セミナー≫







≪大阪セミナー≫









≪京都セミナー≫

◆◆お名前 : 岡野 様
こんにちは。
今般のセミナーに参加させたいただきました、岡野です。
私は、人間ドックなどの健康診断や通院している泌尿器科で受け取る腎臓機能に関わる血液検査結果の推移をみていて、非常に不安を持っておりました。
血圧の薬も使用しておりましたので、主治医の紹介を通じて、腎臓内科の先生に診察を受けたところ、経過観察と言われました。
人間ドックでも同様だったり、泌尿器科の先生も少し検査の値が悪いので、減塩に努めるようにくらいのアドバイスでしたが、eGFR45が透析の境界線だとの情報も聞いていたので、ほんとうに経過観察でよいのかと思っていました。
ちなみに、直近のeGFRは46位です。腎機能は回復しないという情報を聞いておりましたので、貴トレーニング協会のことを知り、セミナーに参加させていただきました。
事前にいただきました、資料をあらかじめ視聴させて頂いておりましたので、今般のセミナーの先生の内容は、私の不安に応えていただける内容でした。
まさに、一筋の光明を得たような思いです。
早速、健康教室への予約をさせていただきました。
今回のセミナーに参加させていただいたことは、幸運であったと思っております。
先生がお話しされたように、医療側の話をそのまま受け入れるのではなく、自分で判断し、自分で行動できるように努めたいと感じております。
本当にありがとうございました。

岡野

 

◆お名前 : 関 様
血液検査 尿検査は原則3か月に一度そして年次検査ではそれらに加えエコー検査 心電図 脳のMRIを含み総合的な検査を年に一度実施しています。
尿酸値は基準内に抑えられているものの 10月の検査ではクレアチニンが過去1年程度は1.3台であったものが1.5に 尿素窒素が24~5から30に上昇し まずいと考えていました。
クレメジン、フェブリク、ニュウロタンの投与により進行を抑えているものと考えていますが セミナーでは自力で改善する方法があるとのことにつき勉強させてもらい、やってみるかという気になりました。
低周波と血流の関係そして血流の良さが腎機能にも好影響を与えることにつき勉強させていただきました。
ただそのことが私のクレアチニンと尿素窒素の改善に寄与し将来起こるかもしれない透析を避けることに繋がるのか まだすっきりしません。
今一度 勉強したいと考えています。
更に 器具の値段が高く 使用の広がりを期待した生産数の拡大をベースに予想生産コストの低減が見通せれば かなり安く販売できるものと考えます。
この点につき 切に願っているのは私だけではないと思うのです。
最後に内臓トレーニング協会と腎臓内科との協力的 相互補完的な動きは考えられないものでしょうか?

 

◆お名前 : 匿名希望 様
セミナーに参加させていただきありがとうございました。
これまで大した異常を感ぜ無いまま過ごしてきましたが今年に入って血液検査に少しずつ適正を超えるのが出てきました。
特に10月には腎臓の尿素窒素、クレアチニン、尿酸の3つが高くなっていました。これからご指導を伺いつつ養生して行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 
 

◆お名前 : 林 様
セミナーのビデオがあれば頂きたいのですが、私は老齢の為、耳が不自由て゛折角の説明が良く理解できませんでした。
尚出席を予定していた1名が欠席しましたので、その人にも見せてあげたいのです、宜しくお願いします。
内臓トレーニングについては、腎臓の事は何も知らずの生活の中でクレアチニン値が0.98~1.2を上下していました(約1年前から)。
腎臓のことがこの度、分かり驚いている状態です。
生活を見なおして、暫く経過を見てからにしたいと思います。

 
 

◆お名前 : 齊藤 様
先日は、セミナーに参加させて頂きましてありがとうございました。
本を読んだり、資料を見ていてもなかなか、内容を理解できず、不安な日々を過ごしていました。
今回セミナーを開催していただき、望月先生の大変詳しい具体的な説明を受けまして、希望が湧いてきた次第です。
何故かと言いますと、私も長い間、同じ主治医に診てもらっていまして、だんだん薬が増えるばかりで、どこが悪いとか、どの数値が悪いとかの説明があまりなく、とことん悪い数値が出たら、これが悪い、もうじき透析になるかも知れないと言われました。
それで慌てて、内臓トレーニングの事を見つけてすぐに実践している毎日です。
望月先生の、具体例をあげた説明は、医者に頼っているばかりではだめで、やはり自分で実践しないとだまだなぁとつくづく思った次第です。
6月に、3.6だったクレアチニンが、7月に3.8になり8月には、4.0を超えました。
そこで9月24日からこの内臓トレーニングを始めました。そしてわずか2週間で、わずかに下がりました。
次に約1か月後の検査では、3.8になりました。今、毎日できる限り、ふくらはぎ、足裏、腎臓の付近等頑張っております。
次回の検査値がどうなるか、少々心配でもありますが楽しみでもあります。
先日のセミナーのあと、係の人に聞きたいことがありましたが、既に他の人が先に質問されていまして、待ち時間がかかりそうでしたので、引き揚げました。
また、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

 
 

≪大阪セミナー≫

◆お名前 : 木村 様
有難うございました。
この2年余りで、クレアチニン値が2.24~3.66と月平均で0.12と急激に上がり、半年前に内蔵トレーニングのことを知りDVDを送って頂きながら、実践するか否かで悩んでいました。
今回、望月先生のセミナーを受講し、内蔵トレーニングによる血流改善と自己管理の重要性を知りました。
早速内蔵トレーニングを始めて、人工透析を回避できるよう頑張りますので、よろしくご指導・アドバイスをお願いします。

 

◆お名前 : 平井 様
今回は妻とはじめて講習を受けました。
夫婦共に腎臓の機能や血液検査の見方などクレアチニン上がっていくこと位しかよくわかりませんでしたが、講習を聞いて検査表の見方と注意する項目がよくわかりました。

 
 

◆お名前 : 加治屋 様
南九州の〇〇市から、飛行機を乗り継ぎ、夫婦で、一泊して参加しましたが、参加の甲斐ありました。
望月さんの分かりやすい、話で理解しました。
薬剤師として、55年、仕事してきましたが、血行改善と自律神経のバランスの大切さ、腎臓内科の医薬品との付き合い方も理解しました。
広岡先生の書籍も読み直し、静岡行きを検討します。
77歳・2.3のクレアチニンを解決したいです・
有難う。

 
 

◆お名前 : 匿名希望 様
CT検査やMRI検査時に腎機能が低下しているので事前に水を多く飲むように毎回注意されていました。
今回、セミナーを受講し血液検査の数値に対する理解が深まりました。
また、薬も処方されるがままで何の疑問もなく飲んでいましたがもっと勉強してクレアチニン値を自分で下げるようにしたいと思いました。

 
 

◆お名前 : 匿名希望 様
夫婦で参加させて頂きました。
主人が病院で透析すると言われショックを受けましたが内臓トレーニングの本を読みとても興味を持ち、セミナーに参加するのがとても楽しみでした。
病院では透析に向けての事ばかりで辛い気持ちでしたので。
セミナーに参加させて頂き自分で自分の身体を守る気持ちをより一層沸き立たせて頂きました。
血液検査表の見方とか病院では教えてもらえない事を分かりやすく教え頂き、主人も自分の身体のどこが悪いのかよく分かりました
もし病院で透析を…と言われたら是非参加して勇気をもらって自分の身体を守る為に頑張って欲しいです!

 
 

◆お名前 : 田中 様
大変参考になりました。有難うございました。
不治の病という想いが少し「保持の持続」の大切さを感じ入りました。
血流の改善の大切さを確認しました。
現在行っている「超短波療法」による血流の改善を改めて実践努力をする覚悟ができました。
少しでも透析を遅らせようと。
機会があればまた参加したいものです。

 
 

◆お名前 : 匿名希望 様
内臓トレニングがどういうものかが、解りました。
低周波治療器を非常に高額な値段で買って下さい、貴方の内臓が少しもでも永らえる魔法のアイテムで運が良ければ全快するかも、知れませんと言っているようですね。
これが率直な意見です、最初の一時間はなるほどと、聞き入りましたが、次の一時間は症病例で、延々と続く感じで聴き飽きてきて、用事があるので席を後にしました。
大変頑張って頂きまさたが、中年以上男性🚹分かりますか、トイレが近くなっているので、休憩時間も無い話をいつまで聞いていられない、これは苦痛でしかないのです。
少しは考えてください。
治療器をなるべく早く買えるよう積みたていたします。

 
 

◆お名前 : 寺田 様
前略、感想文遅くなってすみません。
最近あまりパソコンを開かないものですから。
セミナーは先生のお話大変良く理解出来有意義でした有難うございました。
私のクレアチニン値はH25年は1.63でしたが、食事療法などで今は1.39です。
それでも高いので下げるべく努力したいのですが、ふくらはぎの低周波治療機は高価ですぐには購入できません。
今は通信販売のマッサージ機を使用しています。少しは血液の循環が改善されるかなと思って。