第2回 「腎臓健康教室」 平成19年1月20日(土)

〔開催の様子〕
 今回は、「内臓トレーニング」体験中の様子をご紹介します。
参加者のAさんは、糖尿病発症から腎不全になった糖尿病性腎症で、透析が必要になる
一歩手前だそうです。発症以来、両肩の痛みが大きくなり、手・腕に力が入らない状態です。肩の治療に東京の病院に2年ほど通われています。
【開始から約30分後の様子】      
腎臓健康教室


仰向けからうつ伏せになるのも大変で、3人での介助が必要でした。
体を動かすたびに、痛みのせいか押し殺した声が漏れていました。
【開始から約1時間15分後の様子】
         
腎臓健康教室
腎臓健康教室

ベッドの端をしっかりと支えにして自分の力で起き上がることが出来ました。
隣で体験中のAさんの奥様が「起きられるじゃない!どうしちゃったんだか…。」
と、驚かれるばかりでした。それから立ち上がり、痛くて上がらなかった腕をまっすぐに上げて
軽く足踏みの運動をすることが出来ました。
Aさんは首をかしげながら腕を上げたり下ろしたり…不思議そうでした。
  (本当に良かったです。byスタッフ)
 上の画像で、皆さんほとんどベッドで横になっている状態ですが、この状態で、
かなりの筋肉を動かし続けています。
実は、Aさん「運動をあまりしてはいけない」と先生に言われ気にされていたのですが、
肩の痛みが取れた喜びはあっても運動したという感覚・意識はないと言われました。
これが、体への負担を最小限に、血液の流れを作る筋肉運動を効率良く行う内臓トレーニングです。
  では、次回の体験教室で。