【夕刊フジ 2010年9月29日】記事掲載!

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【夕刊フジ】
平成22年9月29日(水)

糖尿病も腎臓病も治りにくい、

でもあきらめたくない!

最後にたどり着いた内臓トレーニング

 

 

糖尿病も腎臓病も自覚症状がなくても確実に進行し、定期健診などで指摘されたり、自覚症状が出てきたときはもうあとの祭りだ。以後は、ヘモグロビンA1cやクレアチニンの数値と一生孤独な闘いをすることになる。糖尿病の人の43%が腎臓を患い、その内の40%が透析に入るといわれ、透析に入った人の寿命は平均8年という統計もある。これを知った人は誰もが慌てふためいて、漢方や民間療法を次々と試みる。そして「最後にたどり着いたのが内臓トレーニングだ」と、内臓トレーニング実践者の多くが言う。
血流を良くし病気に負けない体を造る
このトレーニングの特徴は、人間が本来持っている自然治癒力を高めるもので、実践者の中には疲れやむくみの解消を始めヘモグロビンA1c やクレアチニンの数値まで良くしている人もいる。 トレーニングの内容は、ふくらはぎを刺激し、下半身の血液とリンパの流れを良くする。次に、足の裏を刺激して内蔵機能の強化を図る。最後に、背骨の中を走る自律神経のバランスを整える。これをセットにして毎日行うのだ。何よりの利点は、自分の生活に合わせて、自分のペースで、自宅で行えることだ。

糖尿病も腎臓病も治してもらう病気ではない。規則正しい生活や食事の摂り方など、病気と闘うのは患者自身だ。医者は観察者でありアドバイザーだと思ったほうがいい。一般社団法人内臓トレーニング協会では、内臓トレーニングの冊子やDVDを無料進呈中だ。更に、内臓トレーニングを直接体験できる「健康教室」の開催や、スポーツにコーチが必要なように闘病生活にもコーチが必要と考え、患者のカウンセリングや食事についてのアドバイスも行っている。