11月7・8日開催 博多・広島セミナー報告 セミナー参加者の疑問に対する回答

◇第158回 博多セミナー 
1 期日  2020年11月7日(土)13:30~16:30
2 会場  リファレンスはかた近代ビル貸会議室

◇第159回 広島セミナー 
1 期日  2020年11月8日(日)13:30~16:30
2 会場  TKPガーデンPREMIUM広島駅前カンファレンスルーム

はじめに
 セミナーでは、2時間に及ぶ講師の話が終わると、一瞬の間をおいて拍手が響きます。一瞬の間が出来る理由を推測してみました。
参加者は2時間にわたって一言も漏らさず緊張して講師の話を聴き続けてきます。
終了した時のホッとした瞬間が、一瞬の間となっているのでしょう。
その間の後に「いい話を聞いた」という満足感から拍手がついてくるように見えます。
 今回は、セミナー参加者からよく受ける質問にお答えしたいと思います。
 
質問
 何故、私が通院中の腎臓内科で導入していないのか不思議です。
クレアチニンの改善数値は統計学上の検体数(N数)は最低10以上で同じ比較をしないと意味はりません。
セミナーでは個人差で効果が薄かった人も大勢いるのではと思ったのが最大の疑問でした。(原文のまま)

回答1
 日本の医療機関のほとんどは保険診療をベースにして運営されています。
保険診療とは、健康保険に加入している全ての患者が、どの医療機関であっても同じ内容の治療を、同じ金額で受けることができる仕組みのことです。
現在の医学界では腎臓病は治らないというのが常識になっています。
従って現在の保険適用の診療を受けていると最後は透析になってしまいます。
たとえ腎臓移植をしたとしても移植した腎臓の多くは10年ほどで壊れてしまい、最後は透析に戻ってしまいます。
このように、保険医療には限界があるため、患者によっては保険適用外の新薬を使ったり、適用外の治療法を求める患者もいます。
このように保険提供の範囲外の治療は自由診療といって患者の求めに応じて適宜行われています。
一度慢性腎臓病と診断された患者が、内臓トレーニングを実践することによって、次のような変化が起きています。

①腎臓病初期の患者の中には、eGFRを60に回復して慢性腎臓病を緩解する実践者が多数いること
②病気が進行してCre4.00mg以上になり、主治医から「半年以内に透析を導入しましょう」と、宣告された患者が1年以上、中には3年も透析導入を遅らせている実践者が複数いること
③たった2例ではあるが、透析を導入していた患者が内臓トレーニングを行ったことにより、2年途絶えていた尿量が復活し、透析から脱出した実践者がいること
④内臓トレーニングを実践することによって、透析前の患者のほとんどが、むくみや、だるさ、更に高血圧を解消するなど尿毒症の症状を改善している実践者がいること

 講師の話は、全て内臓トレーニング実践者の報告に基づいてまとめたものですから、うそ偽りはありません。
たとえ医学の常識から外れていようとも事実に基づいた情報です。
だからこそ、セミナー参加者も拍手をしてくれるのだと思っています。

回答2 では内臓トレーニングにおけるエビデンスとは
 日本の腎臓病患者の大半は、10年も15年も通院してきたにも拘らず、病状が回復されるどころか病気の進行が進み、希望を失っていました。
ところが、内臓トレーニングを実践することによって、上記のように病状の回復が見られ、数値が改善するのです。
このように保険診療ではありえない治療効果にびっくりすると同時に、喜びの声を協会に連絡してきてくれます。
実践者から送られてくる改善された数値と喜びの声がエビデンスといえます。
ご質問のように、トレーニングを断念する人もいますが、多くの人は協会との交流を通して、自分の病気に真剣に向き合い、腎臓を大切に使用する知恵を会得していきます。

 私たちは、腎臓病は治らないという医学の常識に反して、改善している人がたくさんい
ることを知ってほしくて、セミナーを開催しています。

【参加された方の感想】









◆お名前 : 匿名希望
◆感想・メッセージ :
 
セミナーを開催いただきありがとうございます。
地方にいるとなかなか本部にうかがえず、ずっと切望しておりました。
現在、慢性の腎臓病と診断を受けておりますが、腎臓病に特化した治療が行われないのが不満でしたが、その理由がセミナーで明らかになりその治療方針に愕然としました。
自身、クレアチニンの数字がまだ心配するほどのことはないのかなっと思っていました。
医師もその危険性に触れていなかったからです。
しかしこの度クレアチニンの数字が一気に1.66まで悪化し、「腎生検」をしきりに勧められるようになりましたことから不安が急に増幅してくるようになり、どうしても内蔵トレーニングのことが気になり本日のセミナーを待ち焦がれていました。
しかし、若干の余裕をを抱いていましたが望月先生のお話を聞いているうちにまさに「切羽詰まった状態」だと認識を改め得ざるを得ませんでした。
と同時に起死回生のまさしく「神の救い」を得たような気になりましたが、事はそう簡単でないことも同時に感じ取ることもできました。
とにかくしがみついてでも「内臓トレーニング」を頑張ってみようと思った次第です。
とにかく助けていただきますようよろしくお願いいたします。

 

◆お名前 : 西原 様
◆感想・メッセージ : 
内臓トレーニング協会のご指導を得て通電トレーニングを略毎日しています。
現在町の内科医院(主治医)に18年近く通っています。
その後別の病院の腎臓内科の先生を紹介して頂き通っていますが漠然とした所見しか聞けず消化不良でした。
先般オンライン講習会を受けましたが画面に映る説明文が小さくて又音声も小さくて良く理解できませんでした。
 この度、一番前で受講させていただき、声も説明文も良く見えより理解することが出来ました。
主治医は「いつも特に変わりないですね」HbA1cの値が多少増えても誤差の範囲程度の話で、腎臓内科の方は私の生存している間10年位なら大丈夫と言っています。
今回講師の先生の話を聞いて今まで自分で取り組む姿勢が足りなかったように思います。
 今までを反省し一から出直すつもりで通電、食事、運動など取り組んでいきたいと思います。
具体的な数値については別途毎月のレポートの報告時にご連絡します。
私の近くに、腎臓の悪い人がおれば必ず紹介したいと思います。 
この度は、貴重な時間を頂きありがとうございました。
感謝申し上げます。
講師先生に最初に声をかけて頂き帰りに電車の時間もありご挨拶もせず失礼しましたことをお詫び申し上げます。
くれぐれももよろしくお伝えください。  感謝

 

◆お名前 : 匿名希望
◆感想・メッセージ : 
以外に関心のある方が多いんだなとまず感じました。
講師の説明は極めて分かりやすくとても参考になりました。
一つ残念な事は、器具についての説明がなかった事に尽きると思います。
皆さんは、腎臓病についてはかなり勉強をしていると思います。
最も関心な器具の取り扱い方法、費用などが聴きたかったはずです。
この器具に類似した製品が出てるし、ネットでも買えるような気がします。
実際ヤフーで検索してみると中古ではありますが、7万円ぐらいで出ておりました。
そういった器具の種類、使用時間、そんなもろもろが聴けなかったのは、とても残念に思いました。
残り30分でススタッフの方に聴いて下さいと言われても、上手く丸め込まれて、結局は聴きたい事が聴けなかったと言うのが本音でした。
後ろを振り向いたら、みんな帰っていました。

 

◆お名前 : 平田 様
◆感想・メッセージ :
 
先日は、ありがとうございました。
70歳、6年前別の病気で入院した際に、腎臓機能が悪いと言う事を初めて知りました。
その時のクレアチニン数値が1.2でした。
現在まで幾度の採血検診で上下を繰り返し1.6(残存機能30%)までに上昇しています。
この間医師からは納得できる対策、方法などの指導がなく、ずーっと不安を抱えて来ました。
この度、福岡でセミナーがある事を知り、早速受講しました。
早目に会場入りしましたが、既に大勢の人が開場待ち。
不安を抱えている人の多さを実感。

講演の中で、このまま病院を頼っていても、いずれ人工透析まで行ってしまうのでは、と言う不安の頂点に達しました。
『治癒はしないが改善は出来る』『サポートを受けながら自分で努力する』を学び、改善までの道程は簡単ではないかも知れないが、『チャレンジ』ポジティブな気持ちに変化しました。
ありがとうございました。

 

◆お名前 : 小森 様
◆感想・メッセージ : 
一緒に主人とセミナーに行きやっとやる気を出してくれました。
是非内蔵トレーニング始めたいと思います。
また、主人は統合失調症がありますが脳の方にも試してみたいと思います。

 

◆お名前 : 古瀬 様
◆感想・メッセージ :
 
腎臓の悪い人は疲れとかけだるさが有ると聞いていましたので、私は登山とかパークゴルフを週に2~3回楽しんでおりますが、翌日に疲れ等が無く、腎臓科の主治医も今の生活を続けて良いと言われたので、ある程度安心していましたが、望月先生から叱られました。
今後は運動を控え食事療法を改善しなければクレアチニンは下がらないと思いました。

 

◆お名前 : 匿名希望
◆感想・メッセージ : 
・講演内容はとてもわかりやすく、為になった。
 きちんと理解してトレーニングを実践できるのでやる気が増した。

・講演時のパワポ資料が頂けると有難い。
 メモを取ったが、時折自分自身の気を引き締めるために読み返せたらよいと思った。

・休憩なしの2時間はちょっときついかも。
 退出自由と言われても、あのスペースの会場では動きにくい。

ありがとうございました。

 

◆お名前 : 後藤 様
◆感想・メッセージ : 
1.クレアチニン数値が上がって来た。
2.参加して良かったです。
3.今までよりもっとトレーニングに時間を使おうと思った。
4.理解させて貰えました。
5.知人で困ってる人が居たら是非とも紹介したい。