新着情報

第95回 東京セミナー報告 「糖尿病性腎症の食事療法」

第95回 健康セミナー(東京)
期日 2015年8月22日(土)
会場 あすか会議室 東京駅前八重洲口会議室
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 毎回のことですが、講師は、クレアチニンの数値を下げるには、内臓トレーニングと食事療法が車の両輪であり、どちらを欠いてもクレアチニンの数値は下がらないと話しています。もっと詳しく言うと、クレアチニンの数値を下げるための大前提として、まず食事療法をする必要があると説明しています。

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第11回 名古屋講演会報告 「腎臓病治療の3つの区分」

◇第11回 名古屋講演会 
2015.7.25(土)13:30~16:30
名古屋国際センター ホール
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 当日は35度を越える暑さにもかかわらず、大勢の方々が参加された。講演中に、講師の話に大きく頷いたり、メモを取ったり、血液検査表をチェックしたりと、病気を自分で管理しようとする人が多く見受けられました。以下は、廣岡先生のお話の中からピックアップしてみました。

腎臓病の治療方法は大きく分けると3つに区分されるそうです。
第1は、死滅した腎臓に変わって、人工的に腎機能を保全する治療法(透析・腎移植)
第2は、病気の進行や症状を抑える薬物療法(降圧剤、利尿剤、吸着剤など)
第3は、患者自身による腎機能保全療法(食事療法、運動療法など)

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第94回 横浜セミナー報告 「同じクレアチニン値であっても」

第94回 健康セミナー(横浜)
期日 2015年6月27日(土)
会場 第5 安田ビル
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はじめに
 内臓トレーニング協会には、腎臓病を患う方々から内臓トレーニングに関する様々な問い合わせが寄せられます。そんな中に偶然、同じ質問が寄せられることがあります。今日は、3人の男性から「クレアチニン値が1.4ですが、内臓トレーニングをすれば基準値に戻すことが出来ますか」という問い合わせについて、講師が面白い紹介をしています。ご披露いたします。

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第10回 東京講演会報告 「画像が映し出す現実」

◇第10回 東京講演会 
2015.5.16(土)13:30~16:30
新宿住友ビル
新宿住友スカイルーム 47階 ROOM5+6
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 今回の会場は、新宿住友スカイルームの47階で、地上200メートルにある。周囲にはたくさんの摩天楼が立ち並ぶが、このビルは一段と高く、周囲のビルを睥睨している。
眼下を見れば、車が豆粒、歩く人はゴマ粒だ。高い、とにかく高い。
 ところで、近年、高層マンションから転落する子供が増えているという。多いのは2~3歳までの幼児と小学高学年~中学生までという。高層マンションに住んでいると、高いことが日常となり、落ちたときの痛さや衝撃に対する想像力が育たないそうだ。このような感覚になることを高所平気症と呼ぶのだそうだ。

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第92・93回 仙台・埼玉セミナー報告 「願いは一つ」

第92回 健康セミナー(仙台)
      期日 4月18日(土)
      会場 仙台駅前 ヒューモスファイブ5F
第93回 健康セミナー(埼玉)
      期日 4月19日(日)
      会場 埼玉会館7F会議室B
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  「杜の都」、この言葉に憧れて青春時代を仙台で過ごした。「杜」とは、人工的な第2次林のことだ。仙台の場合は、武家屋敷の屋敷森の連なりを「杜」と呼んだ。
 しかし、空襲で「杜」は悉く(ことごとく)消えてしまった。市は、焼け野原を大胆に区画整理して広い道路を通した。未舗装の道路は「仙台砂漠」と呼ばれ市民の不評をかった。そこで、昭和30年代から植林を始め、徐々にケヤキ並木が延びていった。昭和38年、仙台駅頭に立ったとき、青葉通りのケヤキ並木にわたる風の音に「杜の都」を実感した。
 広くなっても道路の名称には城下町の香りが漂う。大手町、大工町、片平町、木町通、国分町、三十人町、定禅寺通、花京院通等々。青春は、街の名前と共に蘇ってくる。還暦を過ぎた今も、仙台を訪れると青春のかけらを拾いに街をぶらつく。

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第91回 神戸セミナー報告 「慢性腎臓病の危険因子を防ぐ対策」

第91回 健康セミナー(神戸)
期日 2015年3月21日(土)
会場 兵庫県民会館
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 3月21日は春の彼岸の中日であった。この日は、太陽が真東から昇り、真西に沈む。これに因んで、昔の人は西方にあると言われる極楽浄土に思いを馳せ、自分も極楽浄土に生まれ変わりたいと願った。日本では浄土信仰の広がりと共に死後の世界の存在が広く信じられている。
 しかし、輪廻転生を基本とする本来の仏教には、死後の世界はありません。死者は49日の間に、天界、人間界、餓鬼道、地獄と言う世界のいずれかに生まれ変わることになっている。しかし、浄土信仰と結びついた日本の仏教では、49日の法要を、死者が極楽浄土に旅立つお祝いの日と位置づけている。日本の仏教は優しい仏教と言えるだろう。
 全国のあちこちから桜の便りが届くようになって来た。春爛漫、日本人の心が弾む過ごしやすい季節になりました。

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第90回 新宿セミナー報告 「セミナーに補助器具を持参しない理由」

第90回 健康セミナー(新宿)
期日 2015年2月21日(土)
会場 新宿エルタワー サンスカイルーム
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90回目の健康セミナー
 健康セミナーが、回を重ねてなんと90回目を迎えました。第1回は、静岡県富士市の保健所フィランセで2008年4月28日(土)に行いました。雪を頂いた富士山が真正面に見えるきれいな会場でした。当時は、まだ内臓トレーニングという名前もなく、クレアチニン値を下げる方法も手探りの状態で、確かなものは、私たちの「あなただけは透析にしたくない」と言う思いだけでした。
 2008年9月には、クレアチニン値を下げるノウハウを確立し「内臓トレーニング」と命名しました。以後、札幌、仙台、東京を始めとする首都圏各地、名古屋、大阪、広島、福岡、石垣島など各地でセミナーを開催してきました。活動が全国に広がるにつれ、内臓トレーニングの知名度が上がり、雑誌やテレビ・新聞に取り上げられるようになりました。

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第89回 名古屋セミナー報告 「家庭用低周波治療器」

第89回 健康セミナー(名古屋)
期日 2015年1月24日(土)
会場 名古屋駅前ABC会議室3F
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 名古屋駅前の地下街にある、矢場とんの前には相変わらず長い行列が出来ていた。名古屋は、味噌カツ、ひつまぶし、天むす、きしめんなど名古屋独特の食文化を持っている。名古屋発祥のものもあれば、岐阜や三重で生まれて、いずれも名古屋で開花した。
 名古屋には、モーニングサービスという喫茶店文化がある。コーヒー1杯で朝食が取れるのだ。コーヒー1杯の値段でサンドイッチや卵、漬物など、半端でないサービス品がつく。名古屋のお年寄りは、朝食を作らず毎朝夫婦そろって喫茶店で朝食を取るという。ここでも名古屋独特のメニューがある。バターの代わりに小豆餡を挟んだサンドイッチだ。モーニングサービスの発祥は岐阜県だが、名古屋で新しいメニューを考案して市民に定着した。
名古屋の料理は味噌仕立てが多く味が濃い。この味噌も八丁味噌と言って岡崎が発祥地だ。料理も文化も、中京圏の小さな町の平凡な日常が名古屋に入り、名古屋人のアイディアで先鋭化・洗練化されて花開いている。
さて、セミナー報告に入ろう
セミナーが終了後、ある人が、「様々な健康器具が売られており、そのどれもが健康に効果があると言っているけれど、わからない」と言う趣旨のことをつぶやいていました。
そこで、今回は家庭用低周波治療器についての知識をお伝えしましょう。

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第9回 大阪講演会報告 「どんな治療法でもいい、病気が治ればよい」

◇第9回 大阪講演会 2014.12.6(土)13:30~16:30  AP梅田大阪

 天気予報は、今年一番の厳しい寒さと予測していた。しかし、静岡はまずまずの暖かさ、談笑しながら一同新幹線に乗った。
「寒いね」と話しかければ
   「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
 
  (『サラダ記念日』 俵万智)
帰りの大阪駅は、静岡には無い、身を切るようなビル風が吹き厳しい寒さだった。

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<腎臓病>食事療法セミナー【愛知県日進市】を開催いたしました。

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第2回<腎臓病>食事療法セミナー(日進市)報告

2014年11月22日(土)

愛知県日進市 愛知県口論議運動公園内 カフェ「椋の木」内

◆第1部 腎臓の延命を図る食事の取り方
          講師: 坂本 浩美 (内臓トレーニングアドバイザー)
◆第2部 腎臓病食試食会
◆第3部 クレアチニン値を下げる内臓トレーニング
          講師: 池下 裕次 (内臓トレーニングトレーナー)

今日の名古屋は風もなく暖かい一日だった。
名古屋は秋の移動性高気圧の真ん中にあり、
見渡す限りの青空と、公園の木々のもみじが美しい。
セミナー会場には何組かの夫婦がおいでになっていた。
連れ合いの病状を熱心に説明するすがた
食事どきに笑顔で歓談するすがた、
病を得て、ご夫婦の生活は曇る日の連続だったかもしれない
でも、今日相手をいたわりながら夫婦連れだってセミナーに参加し
腎臓病を2人の病気として受け入れ、共に闘おうとする姿を見て、
なぜか「人生の小春日和」という言葉が浮かんできた。

今回のセミナーは
①第1部では食事療法について
②第2部では、腎臓病食の試食会
③第3部では、内臓とレーニンについて・・・と、3部構成で行った。

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