7月13日開催 八重洲セミナー報告

◇第142回 八重洲セミナー 
1 期日  2019年7月13日(土)13:30~16:30
2 会場  TKP 東京駅前会議室 カンファレンスルーム1 

透析をめぐる医師と患者の意識の乖離(かいり)
内臓トレーニング実践者の多くは、「透析に入るとおいしいものが食べられるよ」、「だるさや便秘も改善されるよ」「旅行に行くこともできるよ」と、笑顔を浮かべながら透析を宣告する先生に違和感を覚えるそうです。
患者さんにしてみれば、「先生に診てもらえば治してもらえる」、少なくとも「透析にならないだろう」と思っていたのに、透析を宣告されたとき、「とうとうその時がきたか」という無念さと同時に、「先生の指示通り闘病生活を送ってきたのにどうして?」と、裏切られたという感情が湧いてくるといいます。

 
透析を宣言する医師の笑顔にうそはない
しかし、医師たちの笑顔で透析を語る言葉にうそはないはずです。
医師は、透析の実体を熟知し、患者のつらさを知り尽くしているだけに、患者さんに少しでも希望を持って透析を受けて欲しいと願っているからだと思います。
決して医師が無責任で軽薄な言葉を語っているのではないでしょう。

 
透析するのは当然、薬以外に治す方法がない
医師たちは、「薬で高血圧を下げることはできる」「薬で尿酸値を下げることはできる」「冷え性を薬で治すことはできる」と、尿毒症の様々な症状を薬で治すことを試みています。
今の医療は、薬で症状の緩和はできますが、病気の発症原因を治す方法ではありません。
したがって、「現代の腎臓病治療は、透析に入ることは止むを得ない。せめて透析に入るまでの期間をできるだけ長く保つようにしましょう」と説明しています。

 
内臓トレーニングは原因療法である
それに対して講師は、「内臓トレーニングは、クレアチニンの数値を下げる、高血圧を下げる、尿酸値を下げる、むくみをとるなど様々な症状を、薬を使わずに改善する方法である」ことを力説しています。
いわゆる病気の発症原因を改善する健康法なのです。
内臓トレーニングは医学的な根拠に基づいた健康法であることを説明すると同時に、実践者がどの様な方法でどんな改善をしているか具体例をあげて説明していました。

 
病気の初期ならCreを基準値に戻せます
クレアチニンの数値が1.66mgの実践者(開始時の年齢63歳)が約半年で基準値の1.00mgまで数値を下げ、73歳の現在に至るまでの9年間、基準値前後の数値を維持し続けています。
もうこの歳になって1.00mgの前半を維持しているならもう透析はないでしょうと顧問医師から告げられたそうです。(下図参照1)

 
Cre5.0を超えても透析を延期できます
例1 また、[そろそろ透析の準備を・・・]と宣告された37歳の男性は、当時クレアチニンの数値が5.1mgでした。が、内臓トレーニングに励んだ結果、3ヶ月後の40歳にはクレアチニンが2.89mgまで下がり、主治医から透析の話は出なくなったそうです。(下図参照2)
 
例2 クレアチニンが5.37mg(eGFR9.3)だった68歳の男性は、「腹膜透析と血液透析のどちらにしますか」と、主治医から透析の話を切り出されました。
そこで慌てて内臓トレーニングに励み、3年間でクレアチニン値を3.62mgまで数値を下げ、透析を回避しました。(下図参照3)
この他にも内臓トレーニングを実践して透析を回避している実践者がたくさんいます。
内臓トレーニング協会までお問い合わせください。

 
血流を活性化し弱った細胞を蘇らせ、生体電流で自律神経を活性化します
内臓トレーニングが、薬を使わずに病気の原因の治療を行えるのは、血流を活性化して衰弱した細胞を元気にし、生体電流の流れを活性化させて、内臓を管理している自律神経の活動を促しているからです。
言い換えると、体内に備わっている自然治癒力を高めることによって、生命力を亢進させて病気の改善を図っているといえましょう。

[図1]

[図2]

[図3]

【参加された方の感想】






◆お名前 : 奥島 様
以前は検査表の項目も何も判らずいましたが、今回のセミナーで色々な事が理解でき良かったです。
今後の闘病に生かしていきます。
血液の流れの重要さにきずきました。
食事の面で外出時や海外出張時には如何したら良いのか悩んでいます。

 

◆お名前 : 匿名希望 様
父親が慢性腎不全を患っており、一度悪くなった腎機能が回復する方策がもしあるならお話を伺いたいと思い、今回セミナーに参加しました。
血液検査結果の見方を詳しく教えていただき参考になりました。
また、腎機能改善のためには、血流改善と食事療法が大切であると分かり、何を意識して病気と対峙すべきか知ることができました。
セミナーの内容を本人に伝えたところ、内臓トレーニングに前向きな姿勢を示してくれ、家族としては少し安心しています。

 

◆お名前 : 匿名希望 様
有意義なセミナーに参加出来てお陰様で自分の病気と真剣に向き合うチャンスを頂き感謝します。
いずれは透析になると言われながらそれが何年後なのか 本当になるのか避ける方法はないのか とても不安でした。
講義の内容が初めて伺う事ばかりでショックでした。良く理解は出来ていないと思いますが凄く勉強になりました。
気づかせて頂いたので新たな気持ちで真剣に向き合い数値をこれ以上悪くしない努力(食事療法)を頑張りたいと思います。
その為に御徒町で予約を頂いてご指導をお願いしたいと思います。
基本的に趣旨は理解出来たと思います。
今は周りに同じ病人は居ないのですが居たら紹介すると思います。有難うございました。

 

◆お名前 : 匿名希望 様
1.参加して良かったです
病院の医者は、直ぐ透析有りきの話ししかしませんでした。
内臓トレーニングには、以前から興味が有りましたので 今回大変勉強になりました
有難う御座いました。
内臓トレーニングを頑張っていきたいと思います

 

◆お名前 : 伊藤 様
私は、透析22年になりますが、参加させていただき、望月みや子先生のお話を聴かせていただき、腎臓病に悩む多くの方に、また、腎臓病にならない為にも、早く聴いて欲しい内容と思いました。
腎臓病は治らない、という所から治療が始まる西洋医学とは、全くスタンスが違う事を、多くの人に知っていただきたい、です。