低タンパク食療法と減塩は、尿素窒素と尿酸値の検査結果に目に見えて効果が出ていると感じます。

晩秋の色濃く、各地方から紅葉のお知らせが届く頃となりました。 これからは寒さも強まり、私にとっては血圧のコントロールが難しい時期になってきます。 10月21日クリニックの検査を受けましたので9月16日血液検査と尿検査の結果を報告します。 数値は既ね良好で腎臓病進行の三悪要因のクレアチニン値は1.53⇒1.46と少し良くなり6月の1.4には及びませんが少し良くなり嬉しいです。 尿素窒素は10.2⇒8.7、尿酸値は3.8⇒3.6と下がっています。 低タンパク食療法と減塩による効果は尿素窒素と尿酸値には目に見えて効果が出てきますが、クレアチニン値は下がらない事が医学的な常識ですから、手強いし大変であることは理解出来ます。 減塩を意識的に厳しく実行して料理の味付けを色々工夫して美味しい味が出来たときは悦にいっています。 平均3.5g/日~4.5g/日の摂取量ですが負け惜しみでではなく味が薄いという不満はありません。 これも減塩調味料のお陰と思います。 料理を作ることは料理の実験と同じで計量器と計量スプーン、塩分量検査器を駆使して料理を作り、それを計数管理により標準化してノートに記載してデータベース化しています。 料理を作る家内は私の作業では大変苦労をかけていますが、命を守るためのデータ作りと我慢してもらっています。 10月の5日~7日迄いとこたちと九州旅行をしてきました。楽しい旅でしたが食事には気を使いました。 皆私の事情はわかっているものの本来は食いしん坊で酒呑みの私が酒も少量料理も控えめで取り方が少ないのでシンパシーの眼で眺めていました。 控えても普段よりは多く塩分も蛋白質も摂取基準の2倍は取っていました。来月の検査がきになります。 10月21日に医師にその旨を伝えると笑いながら今の数値であれば旅行中食べた最位は時々おやりなさいと言われました。 エーそんなことやっていいのですか聞き返してしまいました。 嬉しいことで希望が見えます。勿論調子に乗らないようにします。来月が気がかりです。 そんなこんなで機嫌よくトレーニングをしています。体調の面では血圧はやや高め収縮時が140~150がかなり出ています。 夜間時の排尿は平均3回で排尿量が多いが昼間は少なめですが通電後は多い排尿量です。 最近特に感じるのは、ふくらはぎ、足裏通電の数値が3位で充分で先月頃は3.5でしたが今はこの数値では痛みを感じ我慢できません。 脊髄、背中腎臓周辺は3.5がフィットします。 足裏、踵の火照りは(3-4)時折併合して通電することで火照りを忘れています。 寒くなりますので、感染症、血圧コントロールには充分気を使いトレーニングに励みます。 ご多忙の中お身体をご自愛下さい

2015.10.27 慢性腎不全患者さんより メール

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この記事の監修

静岡トレーニングクリニック院長 医学博士 廣岡 孝
静岡トレーニングクリニック院長
医学博士 廣岡 孝

平成22年4月〜 静岡トレーニングクリニック 院長
平成7年11月  ワシントン大学(セントルイス)医学部研究員
平成2年3月  名古屋大学 医学部 卒業

内臓トレーニングは、ふくらはぎの筋肉運動で血液とリンパの流れを良くし、自律神経のバランスを整え、自然治癒力をつける方法として医学の理にかなった健康法といえます。

所属学会
日本腎臓学会、日本透析医学会、日本東洋医学会、アメリカ内分泌学会他

内臓トレーニングは、特許を取得しています。