県内、メタボリック男性6割 女性も10人に3人
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者と予備群の割合は県内の男女とも40歳以上の全年代で全国平均を上回り、男性は5人に3人、女性は10人に3人を占めることが県の県民健康・栄養調査で分かった。
男性は20、30代でも全国より割合が高かった。県が県内の同症候群の割合を算出したのは初めて。同症候群の大きな原因とされる肥満の割合も男女とも40歳以上の全年代で全国平均を上回った。これらの割合が高いと、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞など生活習慣病につながる可能性が高いとされている。
調査は昨年11月、国勢調査区など計50調査区に住む15歳以上を対象に実施。2628人から回答を得た。
このうち男女40歳以上で同症候群の判定が可能だったのは420人。男性が該当者27・5%、予備群30・4%の計57・9%、女性が該当者16・5%、予備群16・9%の計33・4%だった。該当者と予備群の合計は全国平均の男性50・9%、女性21・8%を大きく上回った。男性は20代16・7%(全国13・0%)、30代32・3%(全国24・4%)でも全国より高かった。
40歳以上男女で肥満者(体重を身長の2乗で割ったBMI指数が25以上かつ腹囲男性85センチ、女性90センチ以上)は判定可能な580人のうち、男性は44・7%、女性は31・4%で、全国の男性28・4%、女性15・8%を大きく上回った。40歳以上のすべての年代で男女とも全国平均より割合が高かった。
一方、40歳以上の糖尿病の有病者や服薬者等、予備群の合計は男性30・9%で全国33・4%より若干低く、女性も27・2%で全国の33・2%よりも低かった。高血圧も有病者・予備群・降圧剤服用者の合計は男女とも全国より若干低い。
県は結果を基に県の健康増進計画である「健康おきなわ2010」を生活習慣病の予防を重視した「長寿世界一復活に向けたアクションプラン」に改定、本年度中に新プランを策定する方針。