健康教室参加者の様子
2010.7 Kさん(女性 兵庫県) 腎臓病 クレアチニン5.0
20代の女性でお父さんと一緒においでになった。中学二年の頃に腎臓病になり、クレアチニンが5.0となり、透析を心配して内臓トレーニングに取り組んだ。 将来的には出産したいので母からの腎移植も考えているという。
現在のトレーニング状況は、1週間に2~3回ふくらはぎと足裏通電を行う程度であり、使用時間が少なすぎることを伝えた。健康教室に参加したことにより、病気のことや今後どのように病気と闘っていくかを再認識できたようだ。まだまだ洋々たる人生が待っているので是非元気になってほしい。
2010.7 Nさん(男性、香川県) 脊髄小脳変性症
2度目で、夫婦で参加した。歩行中にバランスを崩したとき、慌てて態勢を戻そうとするために余計にバランスを崩すという悪循環が見られた。訓練により、歩行のバランスが良くなり教室内を何往復もした。
健康教室に参加すると病状が一度に改善するので家族が喜んでくれるといっていた。奥さんから、「同じような病気の人にここの健康教室を教えてあげたいが、いろんな考え方の人がいるからなかなかできないでいる。どうしてよくなったか聞いてくれれば話してやれるのだけれど」と、もどかしい気持ちを話してくれた。その気持ちだけでも私たちはうれしい。
2010.7 Nさん(男性、神奈川県)脊髄小脳変性症
最近、奥さんは脳梗塞を患ったという。このような時に、ご主人が転倒して怪我をしたにも拘らず、病気との闘いをあきらめかけているようなので、将来に不安を感じてやってきた。ご主人は出発の朝まで来ることを迷っていたという。
ご主人が転倒したのは足指が変形していたためで、トレーニングにより杖なしで歩けるようになり、走ることも出来るようになった。体が動くようになったことによりトレーニングを頑張る気になったという。
内臓トレーニングに取り組む目的は、症状の改善を図ることが第一であるが、改善を通して病気と闘う気持ちを持つようになることも大きな目的である。Nさんには強い気持ちで闘病生活を送ってほしい。
2010.7 Nさん(男性 神奈川県)多系統萎縮症
息子さんと車でおいでになった。字が書けない 箸がもてない 体が全体的に硬いと感じている。医師には5年後には車椅子、3年後には寝たきりになるといわれている。
猫背 歩行時ふらつきがあったが、トレーニングにより背筋を伸ばして歩けるようになり、小走りができるようになった。静岡に通って来たいというが、自分の体は自分で治すという原則のとおり、内臓トレーニングは自宅で毎日、自分の意思で行うものであることを理解してもらった。「病気を治してもらおう」という気持ちでは内臓トレーニングは続けられない。
健康教室に脳梗塞の3人が集う
|
|
|
Uさんは1年半ほど前に51歳の若さで脳梗塞に倒れた。7月の半ばに知人の紹介で装具をつけ、杖を突いて健康教室にやってきた。その時は、自分の足で歩けるようになり感激して涙を流し内臓トレーニングに励むことを約束して帰った。
そんな折、一年ぶりに石垣島から10キロマラソン完走の与那原さんが静岡にやってきた。そこで、Uさんを励ます会を企画した。与那原さんと同じように内臓トレーニングに励み脳梗塞を克服しているMさんをお呼びした。Mさんは静岡市在住で、大きなみかん農園を一人で切り盛りしており、みかん作りの名人である。この二人からUさんに、どのように内臓トレーニングに取り組めば回復が早いかその方法と心構えを伝授してもらうことにした。
7月22日3人の集いが実現した。やって来たUさんは装具はもちろん杖も突かずに歩けるようになり感激して帰ったにも拘らず、それ以後、あまり内臓トレーニングに熱心に取り組んでいなかったという。奥さんは一生懸命心配しているのだが本人にやる気がなければ改善は期待できない。
与那原さんが手足を自由に動かす姿をみて、Mさんから、もう一度みかん作りが出来る楽しみなどを聞かされUさんも次第に元気を取り戻してきた。お二人が、出来ないことを嘆くより、一つでも出来るようになることに喜びを感じていれば病気に負けないで頑張れる。それには治ったときの自分の姿を考え、ひとつずつ粘り強くトレーニングに励むことだ。との言葉が印象に残った。
Uさんはこの日、やはり杖も装具も使わず自分の足で歩くことが出来た。病気の先輩2人からの励ましに内臓トレーニングに取り組むことを再度約束して帰った。
一般的に、女性よりも男性のほうが病気に負けてしまいやすい。女性は不幸な現実を嘆く前に事実を受け入れ、少しでもよくなろうと努力を始めるのが早い。心の切り替えが早くたくましい。男性も是非見習いたいものだ。
2010.7 Iさん(男性、千葉県) 腎臓病 クレアチニン8.92
以前透析をしていたとき、医師から「手術が成功すれば元の健康体になり、運動も食事
も制限がなくなる」といわれ、8年前にお父さんの腎臓をもらい、移植手術を受ける。しか
し、近年、病気が悪化してきており、既に透析のためのシャント手術も行った。
来た時は、ムーンフェイスで、下肢にむくみがあり、背中が丸くなっていた。常に手が
震え、冷や汗もでて体調が悪いという。
内臓トレーニングで姿勢が良くなり、震えが止まり、手が自由に動くようになった。
腎臓病で苦労しているだけに、協会のホームページを信じることができず、疑心暗鬼で
やってきたという。内臓トレーニングの考え方を聞き、体験し手初めて納得したという。
協会から:
せっかくお父さんからの腎臓を頂いたのに結果が悪く気の毒なIさんです。多くの人は移植すると医師の言うように改善するのですが、時々Iさんのようなケースを見受けます。
また、腎臓移植をすれば健常人のような体に戻れるかというとそうではありません。例え、お父さんからとはいえ他人の腎臓ですから拒絶反応を起こす可能性があります。そこで移植者は皆さん免疫抑制剤を服用するためと、拒絶反応が起こっていないか点検のため、月に1度は通院することになります。免疫抑制剤は文字通り免疫力を抑える薬ですから感染症にかかる危険があります。特に肺炎が怖いです。腎移植ができればすべてがよくなると思っている人がいるので念のためお知らせしてみました。
2010.7 Mさん(男性、群馬県) 腎臓病 クレアチニン1.6
昨年の人間ドッグで唐突にクレアチニン数値の上昇が早いと言われ、驚いてご夫婦でやってきた。体のバランスを崩し、うつ伏せになっても背中が反り返っていた。
トレーニングで低周波を当てると最初は違和感をもっていたが、慣れてくると心地よい刺激に変化したようで、いびきをかいて眠っていた。食事療法と内臓トレーニングを合わせて実践することになった。まだ腎臓の初期なのでがんばって取り組んでほしい。
2010.7 Oさん(男性、岩手県)オリーブ橋小脳萎縮症
既に実践しており自宅で1日7時間使用しているという。ご夫婦でやってきた。
普段、杖歩行が主となっているが、なるべく杖を使わないよう努力している。多少震えがあり体が左に傾いている。目も足元が見づらくなって来たようだ。
内臓トレーニングで、歩行練習をしたことにより杖無しでもバランスよく歩けるようになり、更に、小走りが出来るようになった。本人も奥さんも驚き、二人とも喜んで帰っていかれた。少しでも元気になってほしいものだ。
2010.6 Mさん(男性 群馬県) 腎臓病 クレアチニン1.6
群馬県からご夫婦で車でやってきた。去年の人間ドッグで突然腎臓病と診断された。クレアチニン数値の上昇の仕方が早いと言われ心配になってやってきたという。
診断は出たが様子を見るということで特に治療はしてないという。
食事療法もしていない
うつ伏せになっても背中が反り返っており、体のゆがみが激しい。
はじめは通電に対して違和感をもっていたが、慣れてくると心地よい刺激に変化したようで、いびきをかいて眠っていた。
内臓トレーニングの理論や方法に納得できたとのことだった
2010.6月 Oさん(男性 岩手県)オリーブ橋小脳萎縮症
ご夫婦でおいでになった。すでに自宅で1日7時間内臓トレーニングを実践している。杖歩行で若干のふらつきがあるけれど、なるべく杖を使わないように努めている。
体が左に傾き、若干下が見づらくなって来たようだ。
歩行練習により杖無しでもバランスよく歩けるようになり、小走りが出来るようになった。本人も奥さんも驚き、二人とも喜んで帰っていかれた。
2010.6 Iさん(女性、神奈川県)77歳 腎臓病 クレアチニン1.54
ご夫婦で来所された。結核をわずらったとき片腎を摘出手術している。摘出した腎臓の部分に違和感があり、それにより体のバランスが崩れているとの事でコルセットを常用している。足にむくみがあり、食事療法を行っていない。
今までにいろいろな器具を購入してきたが現在はほとんど使っていないとのこと。 今回は協会の支援を受けてしっかり頑張りたいと意気込んで帰って行った。
2010.6 Nさん(男性、香川県)脊髄小脳変性症
2日間の予定で、ご夫婦でおいでになった。
杖歩行、誤飲が激しく、言語障害もみられ、字も書きづらいという。
トレーニングを行った結果、杖無しで歩けるようになった。当日の夜は静岡市内のホテルに宿泊したが、繁華街へ食事に出かけたときは杖なしで歩いたという。
翌日、2度目のトレーニングにより、話が聞き取りやすくなり、体の動きも良くなっていた。希望がもてたとよろこんで帰っていった
協会では、いきなり、杖を一切使わずに歩こうとすると、本人にとっては不安であり、実際何かの衝撃で転んでしまう危険性もあるの。杖はいざというときに使えるように安心棒として携帯していくことを提唱している。
2010、6 Nさん(男性、山口県) 糖尿性腎症 クレアチニン3.35
クレアチニンの数値が上がってきて心配になったとのことで、ご夫婦でやってきた。
病気の管理は奥さん任せきりにしており、食事療法も全く行っていない。
ただ透析になりたくないという気持ちは強いそうだ。
内臓トレーニングの説明も奥さんが聞いていて、本人はあまり真剣ではなかった。
なんとか本人が積極的に体調管理を行えるようになってほしいものだ。
2010.6 Oさん(女性、岩手県)多系統萎縮症
Oさんは、すでにトレーニング実践者である。現在、1日2時間ほどしか実践していないそうで膝から上の体の動きが固い。
今回の健康教室で、膝の使い方や腰の動かし方を重点的にトレーニングしたところ、姿勢が非常に良くなり、見た目は全くの健常人となった。
協会から1日4時間はトレーニングに励むよう勧めたところ、今後は心を入れ替え一生懸命励むことを約束して帰っていった。
2010.6 Iさん(女性、千葉県)パーキンソン病
息子さんが内臓トレーニングの実践者であり、お母さんにも取り組んでほしいと思い、兄弟2人で連れてきた。
自宅では這って移動をしているといい、今回は車椅子でやってきた。首が前に落ちており、すくみ足で、突進歩行が顕著。膝下に痺れがあり、足先も変形している。
健康教室では、足先の変形を修正し、膝の使い方を教えたところ杖なしで歩けるようになった。そのほか顕著な体の変化に驚いていた。帰るときは車まで杖どころか車椅子なしで歩いていった。
2010.5 Fさん(男性、茨城県)パーキンソン病
Fさんは実践者で、前回健康教室に参加されたときは、介助無しでは歩けない状態から、一人で走り回れるまでなった。今回また元の介助歩行の状態に戻ってしまっていた。
現在の自宅での実践状況を聞くと、1日1時間程度しか行っていないとの事だったので、もう少ししっかりトレーニングを行うようにアドバイスした
腰痛のため長時間の仰向けが出来ず、前回は出来たうつぶせが出来なくなっていたため側臥位にて通電を行った。その後、時間の経過と共に体も動きやすくなってきたため改めてうつ伏せで施術を行う。
首の動き、腕の動きが良くなり、正しい姿勢に近い状態で歩けるようになり小走りが出来るようになった。今度は元の状態に戻らないように気をつけたい、と意気込んで帰っていった。
2010.5 Nさん(70代・男性)埼玉県在住 腎臓病 クレアチニン1.0
片腎を摘出しているため、腎臓病と診断され非常に不安を感じクリニックに来院した。
機械を使った治療に対する不信感があるといっていたが、説明を聞いて理論的には納得したという。その後、内臓トレーニングに取り組むことになった。
2010.5 Hさん(51歳・女性)神奈川県在住 腎臓病 クレアチニン1.5
お母さんと2人でおいでになった。
腎臓病のほか腰痛ヘルニアも患っているという。病院では血圧を100以下に下げる治療を行っているという。
トレーニングにより、血色が良くなり、腰痛も軽くなった。
家族に病気を抱えている人がいるので、家族全員でトレーニングに取り組みたいといって熱心に方法を聞いていった。
2010.5 Iさん(60代・男性)兵庫県在住 腎臓病 クレアチニン6.7
奥さんは、ご主人の腎臓病を何とかしたいといって連れてきたという。しかし、ご主人は、医師から腎臓病は治らないといわれ、完全に諦めてしまっている。今回も、奥さんの顔を立てるために来たようだ。したがって、トレーニングにまったく興味を示さず早く終わってほしかったようだ。いくら周りのサポートが万全であったとしても、本人にやる気がなければどうにもならないと言うことを痛感した。
奥さんの切ない気持がスタッフに伝わってくるだけに、奥さんが可哀想であった。
2010.5 Nさん(30代・女性)神奈川県在住 慢性腎炎 クレアチニン0.46
お母さんが付き添っておいでになった。以前から蛋白尿と血尿が出ており、最近血圧が急激に上昇したので主治医に相談したところ腎生検を勧められた。クレアチニンの数値は問題ないが、早いうちから腎臓病に真剣に取り組みたいと思いやってきたという。腎臓病は初期の段階にしっかりケアをしておけば長持ちする。みんなが真正面から病気に向かい合うといいのだが。
2010.5 Kさん(50代・女性)兵庫県在住 糖尿性腎症 クレアチニン3.4
息子さんと一緒においでになった。
40代から糖尿病となり、現在は腎臓病も患っている。
糖尿病と腎臓病では食事の取り方はまったく逆になる。どちらの病気を中心にして食事療法をするか難しい。Kさんの場合も食事療法に迷っていた。
病気については現状を受け容れ過ぎており、何とかしようと意欲が弱いように感じた。息子さんが一生懸命心配する理由が分かったような気がした。
第3回石垣島健康教室を開催しました。
5月22日、23日の二日間、スポーツショップ イーグルの3階で健康教室を開催しました。脳梗塞の人を中心に2日間で23名の方が内臓トレーニングを体験され、その効果を実感されました。今回で3回目となりましたが、主宰の黒島さんの人柄と与那原さん下地さんのリハビリ効果とで今までにない数の体験者が集まりました。特に黒島さんは石垣島と東京を行き来して激務をこなしている中で、内臓トレーニングの普及に努めていただき本当に感謝以外の言葉がありません。特に声を大にしたいのは、トレーニングの良さを信じてボランティアで活動してくれていることです。本当にありがとうございます。
さて、私たち協会は、進行性核上性麻痺のTさんから多くのことを学んだ。
健康教室の初日、Tさんは難病から来るストレスのためか、杖にすがってゆっくりしたテンポで会場に入ってきた。顔も沈んでおり、こちらから声をかけても一呼吸おいて小さな声でゆっくりした返事しか返ってこなかった。内臓トレーニングを体験したところ、杖が取れ、リズミカルな2足歩行はもちろん走ることもできるようになった。声も小声から大声となり、言葉もはっきりしてきた。顔に生気がよみがえり眼が輝いてくると、みんなに積極的に話しかけるようになり冗談も出るようになった。体の急激な改善を感じ取ることによって将来に希望が出てきた瞬間だ。奥さんにも笑顔が戻る。
Tさんのたっての願いで次の日も体験に現れた。昨日、会場に入ってきた姿はどこから見ても病人だったが、今日は姿勢も良く動作もきびきびしており、快活に会話する姿は健康そのもののように見えた。意識の持ちようで人が大きく変われる典型的な例と言える。2日目の体験終了後、本人は是非内臓トレーニングに取り組みたいと強い意思を示した。しかし、奥さんはしばし考え取り組むかどうか数日の猶予期間がほしいと言う。周囲にいた参加者のほとんどは奥さんの言葉に意外感を持った。でも、奥さんと話すうちに、難病を抱える本人と家族が抱える様々な問題点が浮んできた。
まず、難病患者は不治の病を宣告されても、心の奥底には強烈な「治りたい、生きたい!」と言う欲望を持っている。このため、何にでもすがろうとして、気の毒に思った善意の知人たちが勧める治療法を次から次へと試すことになる。しかし、どの治療法も思ったような効果は出ないことからすべてに意欲を失ってしまうと共に、誰の言うことも聞かなくなる。そして、努力の出ない失望感から自助努力を捨ててすべてを人に頼り切るようになっていく。家族にしてみれば、回復を願う本人の希望どおり高額な器具や薬を買ってもすぐに止めてしまうし、アドバイスは何にも聞かないし、頼られるばかりで負担感ばかりが募る。難病患者とその家族の陥るマイナスのスパイラルだ。
奥さんにしてみれば、こちらの言うことはちっとも聞かないくせに、体験したときだけやる気になっても長続きはしないだろうし、最後は私がトレーニングをさせることになるだろう。猶予期間を置いたのは奥さんにこんな思いがよぎったからではないだろうか。
今回のTさんとの出会いにより
- 難病を抱え、人生のすべてに失望している人にも「治りたい!」という強烈な願望があることが分かった。
- 内臓トレーニングはそういう人びとの心に灯をつけてやれる健康法であり、さらに多くの人びとに体験してもらうようにしたい。
- 難病患者は人に頼る傾向が強い。病気と真正面から向き合い自分の力で内臓トレーニングに取り組むよう説得していくことが大切である。
- 家族は患者に振り回されている。家族の悩みを理解し支援することにより信頼を得ていく必要がある。
- 内臓トレーニングの良さを、本人と家族に理解してもらうだけでなく、時には、当事者周辺の人にも理解してもらう必要もある。
もし、Tさんが内臓トレーニングに取り組むことになったなら、まず、Tさんには内臓トレーニングの良さを実感してもらうことによって期待に応えていきたい。
また、奥さんには、ご主人と生活することから発生する様々な悩みを理解したうえで、うつろで無気力な日々を送る姿から、将来に希望を持って嬉々として生活する姿に変えていくことにより信頼を勝ち得ていきたい。
2010.5 Mさん(73歳・女性)福岡県在住 パーキンソン病
2年前から体調に変化を感じ、今年2月に診断を受けパーキンソン病と診断された。
体が動かなくなり朝起きるのに時間がかかる。また、手の動きが鈍くなり料理をするのが大変になったという。無意識のうちに体が左に傾いてしまう。動作が鈍くなると共に物忘れもひどくなり、やる気もなくなってきたという。ご主人と一緒に来院した。
体が硬く、痛みがひどいためトレーニングは軽めに行う。それでも、体の傾きがなくなり歩行が安定した。体に変化が現れたことにより少し安心したようだった。
病気が進行すると、どうしても悲観的になり、そして諦めるようになってしまう。しかし、諦めたらすべてが終わってしまう。一縷の望みがあればそれを頼りに頑張ってほしい。
Mさんも、これを機会に、もう一度人生に希望を持って欲しいものだ。
2010.5 Fさん(64歳・男性)茨城県在住 パーキンソン病歴10年
内臓トレーニングを実践している友人が、本人と奥さんを連れてやってきた。
歩行は介助無しでは歩けず、動作が緩慢。背が丸くなり顔がうつむいてしまう。下肢のむくみがひどく、血流が滞り、足首などが黒ずんでしまっている。薬は3時間おきに飲んでいるという。
普段眠れないといっていたが、トレーニングを始めるとすぐに鼾をかいて眠りだした。
約4時間のトレーニングにより、ふくらはぎのむくみがとれ、背中が伸び、顔も真正面を向いて首が回るようになった。その後、1人で立てるようになり、自由に歩けるようになった。走り方を教えると元気に走り回れるようになり、塞ぎ込んでいたFさんは笑顔で冗談を言うほどに元気が出てきた。奥さんは感動して涙を流し、友人たちもここに連れてきて良かったと大変喜んでいた。
病気になる前のFさんはユーモアいっぱいの明るい性格だったが、病気の進行と共にふさぎこんで、寡黙になっていったという。自由に走れるようになると、奥さんや友人に何度も何度も走って見せ、来たときとはまったく違った表情になった。まだまだ体力も気力も残っていたのに、「もう治らない。」という呪縛が希望を奪い、車椅子に縛り付けるという結果になっていたようだ。希望さえあれば歯を食いしばってでも頑張って生き抜こうとするはずだ。病人にとって「生きる希望」が如何に大切かを教えられた一日だった。
2010.5 Aさん(29歳・女性)神奈川県在住 筋萎縮側策硬化症
娘さんと2人でやってきた。
腕が上がらなくなってきて特に右腕の動きが不自由になってきたという。
ALSと診断されたときは大変落ち込み、病気の進行につれ何をどうしてよいか分から
なくなったという。今まで電気療法や断食、粗食療法など様々な治療を試してきたという。
一般に、難病の人は、医師から治らないといわれると「自分で治すしかない。」と考え、いろいろ調べ藁をもつかむ思いで治るという治療法を始める。しかし、効果を感じられないので次の治療法に移る。こうして次から次へと新しい治療法を試すことになる。この姿を見て、ある家族は本人が頑張っているのだから治るならなんでもやらせたい。ある家族は、何やってもすぐ飽きてしまいお金ばかり掛かってしょうがない。家族は極論するとこの2つのタイプに分けられる。
協会では、内臓トレーニングを開始すると、トレーニングの指導を行い、病気や悩みの相談にのり、トレーニングを怠けると叱咤激励し、末永くサポートしていく。様々な患者さんとその後家族に向き合う中で、協会は内臓トレーニング実践者のサポート体制をシステムとして完成させてきている。
2010.4 Iさん(81歳・男性)東京都在住 糖尿病性腎症
お一人で静岡までやって来た。奥さんも病気で面倒を見なければならないので元気でいたいとのこと。非常に若々しく元気そうに見えるが、最近は下肢が弱くなり歩くとふらつきがでるという。心筋梗塞の既往症がありステントが入っているという。
糖尿病性腎症のほうは、クレアチニンは2.0で、高血圧で夜間には8回もトイレに行くという。手先がしびれ、むくみがひどい。
トレーニングにより、むくみが完全になくなり、しびれも緩和したという。体の変化に感激しトレーニングに取り組むことになった。
81歳とご高齢ではあるが周囲に甘えることなく、あくまでも自立していこうという姿に感動した。
なお、内臓トレーニングは低周波を活用するが、ペースメーカーが入っていても取り組むことができる。顧問医師に拠れば、心臓から60センチ以内に低周波を当てなければ問題は無いという。協会では、低周波を当てるのが心配な方には顧問医師に診察してもらったり、電話で相談するなどして安全を確かめている。また、ご本人が納得しない限り、取り組むことをお勧めしない。
2010.4 Oさん(60代・女性)岩手県在住 多系統萎縮症
ご主人と一緒においでになった。1年前に不意に階段で転んだ頃から体調がおかしくなり急激に動けなくなったという。
歩行時に軽度のふらつきがみられ、握力が落ち、動悸、発汗、急な内臓の痛みが出てくることがあるという。自律神経に異常があると医師に言われているそうだ。日に日に出来ないことが増えていくような気がして不安で仕方がないという。
医師から、病名を聞き、2~10年の寿命だといわれたときは大変ショックだったという。何とか進行が止まれば良いと思い、わらをも掴む思いでここに来たと話してくれた。
4時間のトレーニングにより体が軽くなり、動きも滑らかになってきて「ダンスもできそうな気がする。」と、喜んでいた。ご主人も明るい光が見えた、これからの方向性が決まりそうだと再度の来静を約束してお帰りになった。
私の接する医師の多くは、患者さんに治すことのできない病名を告げるときは大変こころ苦しいという。中には、病名を告げるだけで、どんな病気かは「ネットで、自分でお調べ下さい。」という医師、「ごめんなさい、僕にはこの病気は治せないけれど、たくさんの症例を見ているから病状の進行に合わせてできる限りのことをしますよ。」と、約束する心優しい医師もいる。しかし、往々にしてOさんの医師のように、病名と同時に寿命をあと何年と限って宣告する医師もいる。難病にかかっても、何年で寿命が尽きるかは神のみぞ知るところであり、例え、医師といえども、年単位で人の命を限るのは不遜ではないだろうか。寿命2~10年と宣告した医師に、「身辺整理を考えた。」というOさんの気持が理解できるだろうか。インフォームドコンセントは大切だが、事実をすべて告げればよいというものではないだろう。誰もが寿命の尽きるその日まで元気で明るく生きたいと思っている。難病だからこそ、患者さんの生きる力を育むような、適切な情報を適切な時期に伝える配慮が欲しい。ちょっときつい言い方になったが皆さんはどう思いますか。
2010.4 Nさん(60代・男性)愛知県在住 脳梗塞
名古屋のお医者さんの紹介で、ご夫婦でやってきた。
約1年前に脳梗塞を発症し1ヶ月間意識不明のままだった。右顔面に痺れがあり右目があかない。左半身にも痺れと痛みがあるという。歩行時にはふらつくし、言葉も不自由そうだ。それでも、意識が戻ってからはリハビリを頑張り、現在は屈伸運動が出来るまで回復した。何とか今よりも元気になり、趣味のゴルフをまたやりたいという。
トレーニングにより、話し方がスムーズになり、体の動きも軽くなり、ゴルフの素振りもスムーズに出来るようになった
脳梗塞は、重症度にもよるが、一般的に、意識回復直後からのリハビリの頑張り具合と、麻痺して動かなくなった部分をどれだけ鍛えられるかによって回復度が変わってくる。ご存知のように、麻痺した部分を動かすのは大変な痛みを伴う。仕方なく、麻痺した部分はそのままにして、動く部分を使って日常生活が送れるようにするリハビリになる。
内臓トレーニングでは、先ず最初に麻痺した部分の神経を刺激し、その後麻痺した部分の筋肉を動かすので痛み少ない。患者本人が、麻痺した部分の痛みのないリハビリを自宅で自分のペースで行う。したがって、一生懸命励んで、倒れて1年後に10kmを走れるようになった人もいる。手前味噌ながら、脳梗塞の人には内臓トレーニングがお勧めである。
2010.4 Eさん(62歳・男性)愛知県在住 線条体黒質変性症
健康教室には今まで多くの方がおいでになっているが、今日は大変珍しい方が訪れた。
Eさんは、上下の眼震がひどくて字が読めないし、まっすぐに歩けない。また、高血圧であり、軽度の言語・嚥下障害があるという。今回は友人の勧めで半信半疑で健康教室にやって来たそうだ。
トレーニングにより、正しい姿勢でまっすぐに歩けるようになった。長い間苦しんでいた症状が3時間くらいで改善したのでビックリしていた。スタッフから、実践者の中には高血圧を克服した人や言語・嚥下障害も改善した人もいることを伝えた。しかし、病気で仕事を失い、家族もいないから、あと1年好き勝手に生きて、その後は自ら人生を終わらせようと考えているとのこと。かなり自暴自棄になっている。トレーニングにより病気の改善を実感したので、是非もう一度生きる気力を取り戻して欲しいものだ。
皆さん、いろいろな人生を背負って健康教室においでになり、過去を振り返って涙、希望の光を見つけて涙、健康教室はトレーニングの場であると同時に人生を語る場でもある。
2010.4 Iさん(28歳・女性) 長崎県在住 交通事故による下半身麻痺
20歳のときに交通事故にあい8年間リハビリをがんばってきたという。しかし、一向に改善が見られず、本人は歩くことを諦め車椅子での生活に切り替えることを考えるようになってきたという。ご両親は歩けるようになるならどんなことでも援助するといって、はるばる静岡にやって来た。
脊髄を損傷しているため、下半身の感覚がなく足も動かない。足先を触ると脚がぶるぶる震える。トレーニングで、ひざの裏側の感覚が戻ってきたという。また、足がしっかり地に着くようになった気もするという。今まで、いろんなことを試してきたけれどどれも駄目でがっかりするばかりだったが、今日は体の変化を感じたという。
12年間下半身麻痺だった女子高校生が、内臓トレーニングに取り組み、約1年半で脚と足の裏の感覚を取り戻し、卒業するまでに自分の足で歩けるようになりたいと懸命にトレーニングに励んでいる。
この女子高生のように「自分の体は自分で治す。」という強い意思を持たず、「病気は医者に治してもらおう。」と依頼心を持ってしまったら、もう改善の可能性はゼロになる。Iさんも、たった半日で体の変化を感じたのだから、もう一度、自分の足で歩く希望を復活させて欲しいものだ。
2010.3 Tさん(60代・女性)静岡県在住 脊髄小脳変性症
脊髄小脳変性症のTさんがご夫婦で見えた。
まず、最初にTさんからのお話があったようだが、入室が間に合わなかったためここでは割愛。
その後トレーナーからの内臓トレーニングの考え方の、お話がある。
人はご飯を食べて呼吸をして生きていくが、同様に60兆個の各細胞も栄養が必要である。栄養を運ぶのは血液である。血液が下に行くのは比較的簡単だが、全身をめぐらせるには心臓とふくらはぎのポンプ機能が大事になってくる。
例えば、細胞の弱りや死滅には以下のような悪循環が考えられる。
酸素などの栄養が足りなくなるとそれを脳が察知し、ポンプ機能ががんばる→(血圧があがる)→高すぎると病院で降圧剤が出る→(血圧が下がる)→本来必要だったところがあってポンプが機能したのに、栄養がいっていない、良薬さえも細胞まで届けられない→細胞が弱る
これの悪循環を抜けるために、機械を使って各部位に適した周波数で血流をよくすることが改善の方法となってくる。それが内臓トレーニングである―
すごく略すと、こういった内容であったと思う。
2010.3 Kさん(60代・女性)東京都在住 パーキンソン病
ご夫婦で来院された。車から室内へはシルバーカーを押して入った。歩行が不自由になり以前のように歩けるようになりたいと思ってやってきたという。
パーキンソンの薬を4時間ごとに服用しており、打ち、3時間は普通に生活できるが、あとの1時間は自由が利かないという。薬によるめまいや幻覚症状も現れるそうだ。字が下手になり、歯磨きもしにくいという。
病状についてお話を聞くも座位が保てず、背中に枕を当てての会話となった。トレーニングにより、今まで怖くて出来なかったという歩行時のスムーズな方向転換や歩きながら周りを見渡す行為や走ることが出来るようになり、二人とも大変驚くとともに喜んでいて。帰りにはシルバーカーを畳み、ご自身の2本の足でしっかり歩いて帰っていった。
協会では、健康教室でのトレーニングの様子をすべてビデオに収録し、後日ご本人に郵送している。自宅でトレーニングに取り組むときの参考にしてもらうためだ。皆さん、どんなトレーニングをしたかすべてを記憶して帰ったつもりでも、ビデオを見て自分の記憶の頼りないことに驚くという。また、教室で「歩いた、走った」という事実を確認し、元気が沸くという。
Kさんも、正しい体の使い方をすれば、まだまだ歩いたり走ったりする力はあるのだから、是非トレーニングに励んで普通の生活を送れるようになって欲しいものだ。
2010.3 Nさん(15歳・女性)愛知県在住 下半身麻痺
「歩けるようになりたい」という本人の熱い思いから、毎日一生懸命内臓トレーニングに取り組んでいる。努力の成果が来るたびに眼に見えて現れてきており、驚いている。
内臓トレーニングを始める前は、感覚もなく、まったく動かせなかった脚が自分の意思で前後に動かせるようになって来た。前回に比べ、くるぶしの形がはっきりしてきたし、アキレス腱もしっかりしてきた。
今回は、骨盤周りの筋肉をつけるためのトレーニングと、両脇を抱えての歩行練習を行った。腹筋、背筋や腰周りの筋肉が付いてきて、自分の力で足を大きく振り上げて着地できるようになって来た。その際、足の裏に体重がかなりのるようになった。両脇を抱えて補助をしていた人は、「体重が乗るようになったので支える力が少なくてすんだ。」
と、喜んだ。お父さんは、「今までの歩きかたと全く違う」と驚いていた。眼に見える進歩は本人はもちろん周囲の人もうれしい。更に更に歩けるようになって欲しい。
2010.3 Iさん(80歳・男性)福岡県在住 腰椎分離・すべり症
娘さんが健康セミナーを受講し、お父さんを連れてやってきた。娘さんによると、70歳からスキーを始めるなど昔はとても活発で元気だったが、急に身体の動きが悪くなってしまったそうだ。
教室に来たときは、身体が右側に傾き、左脚を引きずり、小さな歩幅で小刻みに歩いてきた。左足の指がまるでこぶしを握りこんだように丸まっており、下肢のむくみがひどい。血流不足から、足首は黒ずみ、肌も乾燥し触れると角質がぼろぼろと落ちてくる。
トレーニングにより、握りこんで動かなかった足指が動くようになると足先も足首も動きがよくなり、大またで歩くことが出来るようになった。
福岡県からのお越しで、帰りの新幹線の都合上、若干駆け足での対応となったが、本人も娘さんも大変喜び笑顔で帰っていった。
2010.3 Mさん(75歳・男性)静岡県在住 脳梗塞
車を運転して9時ごろやってきた。来たときに歩き方が不自然だったので聞いてみると朝からみかん畑で立ち仕事をしてきたためとの事だった。顔色がよくとても元気だ。
今日は、左足の親指の動きを注意してトレーニングしたところ、左足のかかとのゆがみが少なくなった。歪みの原因が左膝付近の筋肉不足と推察し、自宅で左膝の4箇所にパットを貼り、通電をするよう指導をした。
2010.3 Yさん(60代・女性) 脊髄小脳変性症
長年スポーツをやってきて健康だと思っていたが、一昨年からめまいがするようになったという。現在は、気分が悪くなったり、手先が震えたり、足元がふらつき伝い歩きをするようになってしまった。症状が出てからひどく落ち込むようになり、いろいろな病院で検査を受けたが確定的な診断は出ていないという。ご主人が心配して連れてきた。
長時間座っていることができないというので、寝ながらカウンセリングを行う。トレーニングにより一人で手を振って歩けるようになった。しかし、改善を認めようとはせず、呼吸が荒くなったとか、吐き気がするなど気分の不調を訴える。また、他の実践者の改善例を見ても無関心で、あくまで他人事でという風であった。
内臓トレーニングは、本人の治りたいという強い意思がなければ効果を出すことは難しい。心配するご主人には申し訳なかったが、今回は本人がトレーニングに取り組む姿勢に乏しく効果が期待できないので、実践することをお勧めしなかった。
一日も早く、内臓トレーニング以外の方法を見つけ、改善されることを期待したい。
2010.3 Hさん(60代・女性) 愛知県在住 筋萎縮側索硬化症
DVDで、内臓トレーニングを実践しているALSの人の元気になっていく様子を見て励まされ、10月下旬から内臓トレーニングに取り組み4ヶ月が経つ。息子さんに連れられて再訪された。
実践前は、脂肪だけで軟らかかった大腿は、4ヶ月のトレーニングで筋肉がつき、引き締まってきた。また、両手杖の使い方もだいぶ上手になっていた。しかし、立ってしまえば歩けるが、現在もまだ、両脇を抱えてもらわないと立つことができない。今後は、でん部の筋肉を付けるためのトレーニングが必要だ。Sさんのようにトレーニングで大きな改善は見られなくても症状が進んでいかないことは”良し”としたい。また、トレーニングをすることによって、ボランティア活動をしてみたいという前向きな姿勢がでてきたことは、何よりの朗報ではないだろうか。
Sさんの病気だけでなくボランティア活動も支援していきたい。Sさん頑張れ!
2010.2 Tさん(男性)三重県在住 腎臓病 / 奥さん 脳梗塞・左半身麻痺
Tさんは内臓トレーニングのHPを見つけ、DVDをみて参加することにした。協会が脳梗塞も支援していることを知り奥さんも一緒に参加することになったという。
奥さんは管理栄養士なのでTさんの食事管理をしっかり行っているが、外食が多くお酒の席が多いのが悩みという。
内臓トレーニングの考え方は、理解できないところと共感できる部分が混じっているという。足先が非常に冷たかったが、トレーニングにより温かい状態となった
奥さんは、姿勢の傾きや顔の歪みもなく健常人と変わらない。リハビリを頑張ったという。トレーニングにより杖無しで歩けるようになった。夫婦共々元気になって欲しい。
2010.2 Uさん(男性) 奈良県在住 糖尿性腎症 クレアチニン3.5
糖尿性腎症になり10年で、今まで10回ほど入退院を繰り返してきたという。透析にならないためにあらゆることを試してきたそうで、月6万円ほどサプリメントを購入し、計11錠の薬を服用している。HPで内臓トレーニングの考え方に納得し、補助器具を即座に購入し、内臓トレーニングに取り組んで2ヶ月目に静岡にやって来た。その間、脊髄通電をしたところ、まもなくして鬱の症状がなくなり抗うつ剤の服用をやめたという。
今回は本人に適した通電方法と適正時間のアドバイスを行った。
静岡に来て、自分の力で病気を改善することの大切さを知ったと語っていた。薬の量が少しでも減るといいのだが。
2010.2 Tさん(40歳・男性) 多発性嚢胞腎 クレアチニン5.6
内臓トレーニングのことは1年ほど前に知ったが、主治医に話したところ何にも言われなかったのでそのままになってしまった。当時は、クレアチニン2.5だったが現在は5.6と急上昇して驚いてやってきた。
内臓トレーニングを体験して、腎臓もさることながら体の歪みに気づき驚いていた。
健康教室のことをお父さんや奥さんにも話をしたいといっていた。
2010.2 Tさん(74歳・男性) ネフローゼ症候群
10年前くらいからクレアチニンが1(クレアチニン1.34)を超えてきた。なるべく薬は飲みたくないという。食事療法を実践しているが、勘違いから毎朝必ず生野菜や果物を食べていたという。透析を避けたいと思ってやってきた。
病気に対する意識が高く、健康増進サークルを主宰し、薬だけに頼らない生活を目指している。内臓トレーニングの理論に共感するところがあったのでぜひ1度体験してみたいと思っていたそうだ。今後も、病気の自己管理に励み元気になって欲しいものだ。
2010.2 Yさん(60歳・男性) 腎臓病
むくみの変化
|
⇒ |
|
| 体験前 | 体験後 |
2010.2 Gさん 腎臓病
雪の長野から奥さんと二人でやって来た。仕事が大変お忙しい方で、内臓トレーニングの考え方を再確認され、15分程の体験をしてすぐに帰宅した。多忙な生活の中、是非時間を見つけてトレーニングに励んで欲しい。
2010.2. Tさん(男性) 糖尿病性腎症
自ら治療院を経営する整体師歴20年の院長さんだ。自分でも低周波を使ってさまざまな治療を行っているという。人を治す仕事なのに自分が病気のデパートじゃあしょうがないと苦笑いしていた。
体は下肢のむくみがひどく足首付近が特に黒ずんでいる。また、背中も異常に硬い。
内臓トレーニング後は、むくみが改善され「体が軽くなった。」と言っていた。
顧問医師が言うには、下肢のむくみはリンパの流れが悪くなっているためという。3時間のトレーニングでは残念ながら完全にむくみを取ることはできない。しかし、静脈瘤で医師から足を切断するといわれた人が、切断することなく3週間の内臓トレーニングで完治し、その後は新しい皮膚が生まれ綺麗な脚に戻った例もある。Tさんも内臓トレーニングに取り組めば完治するだろう。
自分の患者さんにも腎臓病やパーキンソンの人がいるが、「このトレーニングが広がればそういう人が救われるだろう。」といって帰った。
糖尿病性腎症については機会を改めて触れてみたい。
2010.2 Fさん(60歳・女性)パーキンソン
健康教室には2回目の参加である。職場では病気を悟られないようにしており、それがストレスとなっているという。
体調は、若干の手の振るえはあるが日常生活に支障はない。トレーニングでは、背中の隆起が減少し、意識をすればきれいな座位を保てるようになった。正しい歩行や走行もできるようにもなった。ただ、腹筋・背筋が少ないので今後も継続的な運動が必要だ。
体が軽くなったせいか、トレーニング中に会話が弾んだせいか、おそらく両方だろう。日ごろのストレスが取れたようで明るい表情で帰られた。これからも明るい顔で元気に働いていってほしい。
2010.2 Tさん(女性) パーキンソン病
既に内臓トレーニングに取り組んでいる友人の紹介で、ご夫婦でクリニックにやって来た。背中が丸まり、よだれが出てしまい、体が右側に傾いてしまっている。
最初の1時間は、ドクターと病気や薬のことに限らず生活のこと、将来のことまで幅広く話し合った。話し合いの中で、日ごろデイサービスで体操を頑張っており、治りたいという気持ちも強く、ご主人も一生懸命協力していることがわかった。
体は、首の重さを右肩で支えるため体全体が右側に傾き、首周りが硬直している。
トレーニングで、首周りの硬直をほぐし、肩甲骨が動くようにし、左右のバランスを整えると、背筋が伸び、前をむいて綺麗に座れるようになった。その後の歩行訓練でベッドから一人で立てるようになり、ほんの少しだが歩けるようになった。長い車椅子生活で脚の筋力が落ちているため、そのまま一人歩行はできない。ご主人が手を繋いで歩行訓練を続けた。来たときは、まったく歩行ができず、車椅子に乗るにもご主人が完全に抱きかかえていたが、帰るときは自分の足で送迎車まで歩き一人で車に乗り込んだ。家に帰って歩行訓練を続け、筋力がついてくれば車椅子から脱出できるだろう。お二人とも満面の笑みをたたえて帰っていった。
思うに、私たちは、動作が健常人のペースについていけなくなったからとか、転んだら危ないからといって、まだ歩行能力があるのに車椅子生活に入れてしまう。このように、病人に良かれと思う配慮が、実は病人の能力をそいでしまっている。遅くても、多少の粗相があっても、病人が自分の体を使って自分のリズムで生活すれば病気の進行は遅くすることができるのだが・・・。Tさんが身の回りのことをもう一度自分でできるようになって欲しいものだ。ご夫婦二人三脚で、内臓トレーニングを根気よく続けていただきたい。
2010.1 Oさん(50歳 男性) パーキンソン病
神奈川県からおいでになった。
仕事一筋に生きてきたが6年前に体調を崩し、パーキンソン病と診断され、現在は仕事をやめたという。しかし、まだまだ若く少しでも元気になって復職したいと思いお母さんとやって来た。
やってきたときは、首周りが非常に硬く、背中が丸くなっていた。歩行は杖を突き、歩幅は小刻みで、バランスを崩しやすくちょっとしたことで転倒しそうになる。
内臓トレーニング実施後は、杖なしで安定した歩行ができるようになった。また、背筋が伸び座位の保持が可能になった。特に、背筋が伸びたのを見てお母さんが大変喜んでくれた。本人も一生懸命内臓トレーニングに取り組み、復職を目指してがんばるといって帰っていった。希望が叶うよう応援していきたい。
2010.1 Hさん(58歳 女性) 愛知県 筋萎縮性側策硬化症
既に内臓トレーニングに取り組んでおり、頑張ってはいるがどうしても気持ちがなえてしまうので元気を貰いたいと思って、息子さんとやって来た。自宅で毎日5時間くらいトレーニングに励んでいるという。
本人は病気が進行していると思っているが、スタッフが見ると前回より臀部、膝の筋肉の発達が見られ衰えは無い。トレーニングで脚の上げ下げをし、指の動かし方を指導したところ運動がスムーズになると同時に可動域も大きくなり、本人も息子さんも驚いていた。
自分がやっている方法に間違いはないことを再確認できたので、より一層頑張りたいと、決意も新たに帰っていった。是非頑張ってほしいものだ。
健康教室を見学して
40代男性(腎臓病・クレアチニン値7)
最初の印象:教室にみえた時の顔色がとても悪い。
勉強になりました。今日いらした男性は思ったよりも健康に見えるのですが、腎臓病で腹膜透析の手前の方でした。自分の身近な知人で透析を行っている人がいない(知人の知人はいますが。) ので、こんなに健康そうにみえる方が腎臓病を患っているとは意外なことでした。
2009.9 Nさん(年齢?男性)山梨県在住 腎臓病でクレアチニン2,12
車にて1人でやってきた。右下肢動脈瘤の手術で最近まで入院していたという。
そのときの血液検査で腎臓病が見つかったという。病気を一つ抱えていると体には様々な異常が起こっているものだ。丸くなっていた背中が真っすぐになり、慢性的な腰痛がぴたりと取れたといって驚いていた。歩くとき足を引きずっていたがしっかり膝を上げて歩けるようになった。クレアチニンも微妙な数値であり内臓トレーニングに取り組むことになった。
2009.8 Tさん(女性) 埼玉県 多系統萎縮症
ご主人と二人でやって来た。今年のはじめ頃からふらつき始め、ご主人に支えられなければ歩行が困難だ。ご本人は「なぜ私だけがこんな病気になってしまったんだろう?」と、まだ病気を受け容れられず涙を流していた
トレーニングを行うことにより、体が柔らかくなり歩行もバランスよく歩けるようになって笑顔が戻ってきた。
ご主人は健康教室に参加するに当たって、半信半疑で疑いの目でトレーニングを見ていたようだが、奥さんの笑顔を見てやっと自分も納得したようだった。
奥さんは内臓トレーニングをがんばるといっている。少しでも改善することを期待したい。
2009.8 Eさん(男性) 腎臓病 クレアチニン3.5
東京都からご夫婦で、車でやってきた。自覚症状がないため楽観的に考えており、食事療法を行っていなかったという。最近、腎臓病を患っていながら自分の病を理解していない人が増えてきているように思う。スタッフから、体が重く疲れやすいのは腎臓病の典型的な初期症状だと聞かされてビックリしていた。トレーニング後、体が軽くなったと喜んだ。クレアチニン3.5は、腎臓の4分の3が壊れたことを意味し、透析への道をまっしぐらに進んでいるところだ。内臓トレーニングで少しでも病状が進まないことを祈りたい。
2009.6 Nさん(男性)進行性核状性麻痺
東京都世田谷区から奥さんの運転で、車でやって来た。5月28日以来2度目の参加である。前回の健康教室に参加して以来熟考した結果内臓トレーニングに取り組んで見たいと思いやってきたという。
病状は前回の参加時よりも進んでおり、奥さんの介助がないと歩けなくなっていた。また、左足の親指が反り返っている。
内臓トレーニングを行うことにより、体に無駄な力を入れずに歩けるようになり、ソファーから立ったり座ったりすることができるようになった。トレーニングの基本コースのほかに、嚥下が難しいというので、のども刺激するようアドバイスを行った。
2年前に脳梗塞で倒れ、、、【男性・60代】
2年半前に脳梗塞で倒れ、左半身麻痺で言語障害となり、車椅子の生活となる。意識はしっかりしているが会話ができず意思を伝えることができないことや自分の体が自由にならないことからストレスが溜まっているようだった。
3ヶ月前、脳梗塞で倒れ左半身麻痺 【男性・40代】
3ヶ月前、脳梗塞で倒れ左半身麻痺。リハビリ病院に入院中で、医師からは「麻痺は残るし、一生杖をついて生活をすることになる」といわれたという。




