健康教室に脳梗塞の3人が集う

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Uさんは1年半ほど前に51歳の若さで脳梗塞に倒れた。7月の半ばに知人の紹介で装具をつけ、杖を突いて健康教室にやってきた。その時は、自分の足で歩けるようになり感激して涙を流し内臓トレーニングに励むことを約束して帰った。
 そんな折、一年ぶりに石垣島から10キロマラソン完走の与那原さんが静岡にやってきた。そこで、Uさんを励ます会を企画した。与那原さんと同じように内臓トレーニングに励み脳梗塞を克服しているMさんをお呼びした。Mさんは静岡市在住で、大きなみかん農園を一人で切り盛りしており、みかん作りの名人である。この二人からUさんに、どのように内臓トレーニングに取り組めば回復が早いかその方法と心構えを伝授してもらうことにした。
 7月22日3人の集いが実現した。やって来たUさんは装具はもちろん杖も突かずに歩けるようになり感激して帰ったにも拘らず、それ以後、あまり内臓トレーニングに熱心に取り組んでいなかったという。奥さんは一生懸命心配しているのだが本人にやる気がなければ改善は期待できない。
 与那原さんが手足を自由に動かす姿をみて、Mさんから、もう一度みかん作りが出来る楽しみなどを聞かされUさんも次第に元気を取り戻してきた。お二人が、出来ないことを嘆くより、一つでも出来るようになることに喜びを感じていれば病気に負けないで頑張れる。それには治ったときの自分の姿を考え、ひとつずつ粘り強くトレーニングに励むことだ。との言葉が印象に残った。
 Uさんはこの日、やはり杖も装具も使わず自分の足で歩くことが出来た。病気の先輩2人からの励ましに内臓トレーニングに取り組むことを再度約束して帰った。
 一般的に、女性よりも男性のほうが病気に負けてしまいやすい。女性は不幸な現実を嘆く前に事実を受け入れ、少しでもよくなろうと努力を始めるのが早い。心の切り替えが早くたくましい。男性も是非見習いたいものだ。